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「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」 2006

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 違法なストリートレースをくり返してアメリカに居られなくなり、日本の高校に通うことになったアメリカ人高校生。シリーズ三作目。

 

感想

 今回の舞台は日本。高校生なのに車に乗ったり、授業でノートパソコンを使ったり、皆が普通に英語を使えたりと色々とおかしな描写はあるのだが、このあたりは日本人だけが感じる違和感なので、そういう設定の世界観だと大目に見たいところ。

 

 アメリカからやって来た主人公は皆に「外人」と呼ばれ、受け入れてもらえないことに反発を感じている。しかしこの「ガイジン」という言葉は、海外で勝手に一人歩きしてどんどんと変な方向に拡大解釈されてしまった日本語の代表かもしれない。きっとこんな漢字を使っているから酷い言葉だと誰かが言い出し、それが一気に広まってしまって、今ではとんでもない言葉だ、ぐらいに捉えられてしまっている。それは誤解で元々は…みたいな話をしたところでもはや誰も聞く耳を持たないだろう。

 

 

 とはいえどこの国だって、一度気に入って取り入れてしまったものは、間違いを指摘されてもなかなか修正出来ないものだ。この「ガイジン」に関する小話も、彼らにとっては不可解な日本人の特性が理解出来たような気になる、よく出来たものだったのだろう。あと映画とは関係はないが、MLBで日本人がホームランを打つとすぐに「サヨナラホームラン」というのも気になる。

 

 物語は、ドリフト走行を教えてもらっていた仲間の争いに、主人公が巻き込まれていくというもの。正直、主人公はただのドリフト仲間なのだから、その争いには無関係なのでは?と思ってしまうのだが、相手からしたらいつも一緒にいるから同罪という事なのか。そして最後はレースで決着をつけるという流れ。

 

 しかしこういうレースものは、抜きつ抜かれつの手に汗握る展開か、先行されて最後に追い抜く展開の2パターンしかないような気がする。レース展開がワンパターンにならないようなアイデアを考えるのは大変そうだ。それから、渋谷の人ごみで溢れるスクランブル交差点に車で突っ込んでいくシーンは、色んな嫌な事件を思い出して別の意味で冷や汗が出た。

 

 ストーリーとしては面白みに欠けるが、車好きの人なら映像に収められた色んな車を眺めたり、走る姿を見るだけでも楽しめるのだろう。そして、妻夫木聡の客寄せパンダとしての仕事っぷりが見事だった。

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スタッフ/キャスト

監督 ジャスティン・リン

 

出演 ルーカス・ブラック/サン・カン/バウ・ワウ/ナタリー・ケリー/ブライアン・ティー/レオナルド・ナム/北川景子/千葉真一/リンダ・ボイド/ザカリー・タイ・ブライアン/ニッキ・グリフィン/アイコ・タナカ/虎牙光揮/波岡一喜/土屋圭市/KONISHIKI/真木よう子/柴田理恵/中川翔子/ヴィン・ディーゼル

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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT - Wikipedia

 

 

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