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BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「天国と地獄」 1963

天国と地獄

★★★★★

 

 会社の乗っ取りを企てる重役のもとに、息子を誘拐したとの電話がかかってくる。

 

 最初の犯人からの電話に、一瞬で取り乱してしまう飲み込みの早さには違和感があったが、その後は息もつかせぬ展開。

 

 この映画は大きく分けて、誘拐事件、その後の捜査、犯人の発見から逮捕の3つのパートからなり、そのどれもが素晴らしいが、特に犯人の発見から逮捕までのシーンが好きだ。横浜黄金町、猥雑な無国籍感のある映像。妖しい雰囲気にドキドキする。そして、犯人逮捕時のどこか陽気な音楽。まるでウォン・カーウァイの映画の世界のよう。順番で言うとこちらが先なので、逆だが。

 

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 ラストの会社重役と犯人と対峙するシーン。三船敏郎の「世界のミフネ」感がすごい。この存在感、他の役者じゃ出せない。

 

 犯人は医者の卵で、そのうち金持ちになれたんじゃないのって気もするが、そんな事は些細なことに思えるくらい魅力的な時間だった。

 

 この映画公開後に誘拐事件が多発したらしく、昭和どんだけワイルドだよ、って思ったけど、今でも模倣犯の類はいるな。

 

監督/脚本

bookcites.hatenadiary.com

 

原作

キングの身代金 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-11)

キングの身代金 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-11)

 

 

出演

bookcites.hatenadiary.com仲代達矢香川京子加藤武山崎努志村喬名古屋章千秋実西村晃東野英治郎藤原釜足菅井きん

 

天国と地獄

天国と地獄

 

天国と地獄 (映画) - Wikipedia

 

 

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