★★★☆☆
内容
ボブ・ディランの半生を分解して、6つの物語を組み立てた映画。
感想
まだ存命中なのにこういった映画を作られるということだけでも、ディランの生きる伝説っぷりがよく分かる。
ディランの半生の側面を6人が演じるわけだが、やはりケイト・ブランシェットがすごい。大抵の人々がイメージする分かりやすいボブ・ディランを演じているからという部分もあるが、あの頃のディランの異様なオーラが良く表現されている。決して女がディラン演じてみました、みたいな奇抜さを狙っているわけではないことが分かる。
ディランがビートルズと一緒に戯れているシーンは可愛らしかった。
映画としてはかなり分かりづらい構成で、観終わった後にwikipediaでディランについて調べてしまった。
ケイト・ブランシェットのパートのみで作ったらもっと分かりやすく、面白くなったのだろうが、そうするとステレオタイプ的なディランのイメージしか描けなかったから嫌だったのだろう。
スタッフ/キャスト
監督/脚本 トッド・ヘインズ
脚本 オーレン・ムーヴァーマン
出演 クリスチャン・ベール/ケイト・ブランシェット/マーカス・カール・フランクリン
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音楽