感想
昔の友人というのは難しい。共有していた時間は過去のもので、その後は互いに違う時間を過ごしている。その間の様々な経験がそれぞれを成長させ、もう昔の自分とは変わってしまっている。互いの共通点もきっと少なくなっているだろう。そうなるとただ昔話に花を咲かせるしかなくなってくる。だから同窓会などで、数年に一度会って昔話をするくらいがちょうど良い。
友人でさえそうなのに、あまり友人とも言えない人間と数日を過ごさなくてはならないとなると、もうこれはかなりつらい。だから、もしそんなことになりそうになったら断固断るべきだ。心を鬼にして。
ところでこの本のタイトル、どうして「ラジオデイズ」なのかよく分からない。あまりラジオは出てこなかった。
著者
鈴木清剛
