★★★★☆
あらすじ
ジョーカーとの戦いを終え、姿を消していたバットマンが、ゴッサムシティ―の危機に再び現れる。クリストファー・ノーランのバットマン3部作の第3作目。
感想
前作のジョーカーが強烈な敵役だっただけに、今回の敵役べインは相当見劣りしてしまう。何より表情がほとんど分からないし。その一方で目立っていたのがキャットウーマン役のアン・ハサウェイ。わざとなのか他のキャストに美人がいなかっただけに彼女の美貌が目立っていた。マリオン・コティヤールは全然美人じゃなくて、そういう対象だとは思わなかった。
ただ、シリーズ3部作の三作目の映画としては良く出来ている。実はこの映画、あまりバットマンは活躍してなくて、一般の警官たちが活躍している。ひとりの強烈なヒーローではなく、普通に暮らす市民一人一人が勇気を持って戦うことが必要だ、というメッセージを感じる。彼らがいればもうバットマンは必要ないだろう、という上手い締めくくり方。
リアル路線だが、バットマンの漫画キャラクターを登場させるのがうまいなと思った。ロビンとかキャットウーマンとか。見るからに誰ってわかる容姿で登場しないから、ああこの人があのキャラかとなるのが面白かった。
スタッフ/キャスト
監督/脚本/原案/製作
原案 デヴィッド・S・ゴイヤー
出演 クリスチャン・ベール/マイケル・ケイン/ゲイリー・オールドマン/アン・ハサウェイ/トム・ハーディ/マリオン・コティヤール/ジョゼフ・ゴードン=レヴィット/マシュー・モディーン/アロン・アブトゥブール/ベン・メンデルソーン/バーン・ゴーマン/ネスター・カーボネル/レジー・リー/ジュノー・テンプル/トム・コンティ/ジョシュ・ペンス/リーアム・ニーソン/キリアン・マーフィー/(映像)アーロン・エッカート/(映像)ライナス・ローチ/(映像)ガス・ルイス/(写真)マギー・ジレンホール
音楽 ハンス・ジマー
撮影 ウォーリー・フィスター
関連する作品
クリストファー・ノーランのバットマン3部作の第1作 bookcites.hatenadiary.com
クリストファー・ノーランのバットマン3部作の第2作
登場するキャットウーマンを主人公とした映画