★★★☆☆
内容
映画監督・市川崑の生い立ちからその生涯を紹介するドキュメンタリー。
感想
こういう映画というものは、本人が亡くなってから作りがちだが、まだ存命中に作っているから偉い。死んでから作られたって本人は見れないし、称えるなら存命中に称えてあげたい。
映画自体はまるでパワーポイントでのプレゼンを見ているような気分になる。映画はあっても本人が映っている映像はあまり残っていなかったのか、敢えてそうしているのか分からないが。
市川崑という人は不思議な人生を歩んでいる。徴兵を2度も逃れ、家族もみんな広島で被爆しながら全員無事。結婚してから奥さんが脚本家になったりと、導かれるように映画を撮り続けていた。半世紀以上も。
最近の映画はいくつか見ているが1950年代くらいの映画も面白そうで、見てみたくなった。
スタッフ/キャスト
監督/脚本/音楽/編集 岩井俊二
出演 市川崑
登場する人物
市川崑