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「パンズ・ラビリンス」 2006

パンズ・ラビリンス (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 母親とその再婚相手の軍人と共に暮らすことになった少女は、不思議な世界に入り込み、試練を与えられる。

 

感想

 正直こういったファンタジー系の映画は得意じゃなく、あまりよく分からなかった。分からないなりに解釈すると、再婚相手の夫ばかり気にする身重の母親と、生まれてくる赤ん坊にしか関心がない義理の父親に囲まれ、また、レジスタントとの戦いが続く暗い状況の中で、孤独で可哀想な少女が逃げ込んだ世界、といったところなのだろうか。

 

 いわゆる正規軍の軍人たちがまるでナチスのようだ。警戒中の森に足を踏み込んだ罪のない現地の人間を無慈悲に殺すシーンは残忍すぎる。レジスタントへの拷問のやり方も。残忍だからこそ拷問は成立するのかもしれないが。やはり国民のための軍隊ではなく、独裁者のための軍隊であるからそうなるのだろうか。国民のための軍隊ではないから庶民の事など全く考慮しない。

 

 

 それからなかなかCGの出来がいい。最近じゃもう世界中でこれくらい当然のようにできてしまっている。

 

スタッフ/キャスト 

監督/脚本 ギレルモ・デル・トロ

 

製作 ベルサ・ナバーロ/アルフォンソ・キュアロン/フリーダ・トレスブランコ/アルバロ・アグスティン

 

出演 イバナ・バケロ/セルジ・ロペス/マリベル・ベルドゥ/ダグ・ジョーンズ

 

パンズ・ラビリンス - Wikipedia

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