BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう あなたの5つの強みを見出し、活かす」 2001

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

★★★☆☆

 

 弱点をなくそうとするのではなく、自分の強みを伸ばすことで人生を切り開いていくことを説く。

 

 自分や他人を評価する時、とかく人は弱点を気にしがちだ。あれは良いけどここは駄目だ、というように。だから弱みをなくそうと人は努力する。だけど、苦手なことに取り組むわけだから腰が重くなりがちで、なかなか克服できない。そして皆が自らの弱点を補おうとするものだから、すべてが平均的な同じような人材ばかりになってしまう。特徴がない。

 

 その点、弱点ではなく強みを伸ばそうという考えは、元々得意なことなので楽しく取り組めそうである。組織全体で見ても何かに突き抜けた人材がたくさんいるバラエティ豊かな組織となる。

 

 ただ得意分野だけに集中するということは、ある面では怖さもある。万が一失敗した時に言い訳が出来ない。自分の得意分野でうまくいかなかったときには、もう何も武器がなくなってしまったような怖さがある。だけどそれでもさらに知識と技術を身につけて再度やってみようと思えるのが、自分の才能のある得意分野ということなのかもしれない。

 

 一通り本書の意図を理解したら、まずは自分の強みを知るために開発された「ストレングス・ファインダー」というテストをすることになる。これはオンラインやアプリで行うもので、本書を購入した者だけがアクセスできるものである。この「ストレングス・ファインダー」のテストがメインで、本書はその解説書的なものに過ぎない。

 

 テストにより34に分類された人間の特性のうち、自分に当てはまる5つの特性が知らされる。本書ではその34の特性が一つずつ紹介されているが、それらを読んでいるだけで何となく自分に当てはまりそうな項目だなと分かったり、身近な人々の顔が思い浮かんだりするから面白い。

 

 自らの特性を知り、それを活かすことを意識することで、やりがいのある仕事ができるようになる。本の中ではあまり具体的な事は述べられておらず、少し戸惑うが、その活かし方の基本的なことは押さえて、自分なりに考えて取り組めということだろう。そもそも5つの資質の組み合わせは3300万通り以上もあり、それぞれ詳細にアドバイスするのは不可能だ。

 

 また自分自身だけでなく、組織全体に導入することで、それぞれが強みを活かせるやりがいのある職場とし、他社との競争で優位に立つ方法も示されている。それぞれの特性を持った人をどのように扱うべきかも説明されていて、一通り読むだけでなく、時おり該当する箇所を読み直して確認するような使い方をするとよいのかもしれない。

 

著者 マーカスバッキンガム/ドナルド・O.クリフトン

 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

 

 

登場する作品

まず、ルールを破れ―すぐれたマネジャーはここが違う

マン・オン・ザ・ムーン デラックス版 [DVD]

Just the Way You Are: How Heredity and Experience Create the Individual

アマデウス(字幕版)

The Myth of the First Three Years: A New Understanding of Early Brain Development and (English Edition)

心の仕組み 上 (ちくま学芸文庫)

ピーナッツ エッセンス 全15巻

炎のランナー (字幕版)

グレムリン(字幕版)

アメリカン・ビューティー (字幕版)

The White Boy Shuffle

この人を見よ (光文社古典新訳文庫)

バランス・スコアカード―戦略経営への変革

bookcites.hatenadiary.com

歴史の終わり〈上〉歴史の「終点」に立つ最後の人間

Genome: The Autobiography of a Species in 23 Chapters (P.S.)

 

 

bookcites.hatenadiary.com

bookcites.hatenadiary.com