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BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「橋」 2010

橋 (文春文庫)

★★★☆☆

 

 ある雨の日、同じ川の違う橋の上にいた二人の小学生女児の物語。

 

 二人の女の人生を描いているようで、戦後の日本の地方を描いている。東京オリンピック公共工事によって、中央から地方に豊かさが波及し、バブルの終焉とともに、右肩上がりを続けてきた発展にも陰りが見え始める。そんな時代の移り変わりの中を生きてきた両親たちと、停滞を見せ始めた時代に大人になった子供の物語。

 

 どんな世代であっても、彼らを育てた親の世代から影響を受けていて、それに従順になったり、反発したりして、世代が形成されている。なので、簡単に今の若い世代は、と語る事はできなくて、その親の世代なんかも考慮するべきなんだろうな。

 

著者 橋本治 

 

橋 (文春文庫)

橋 (文春文庫)

 

 

 

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