★★★☆☆
あらすじ
ルールさえ知らないような中学バレー部男子たちの前に、若い女教師が顧問として現れる。
感想
正直こんなタイトルをつけられたら、どういうオチにするのだろう、という事しか頭に無くなる。それに向けてどう展開されるのか。まさかタイトル通りおっぱい見せるとは思わないが、それなりの決着をつけてくれるのだろうな、という。
この映画の時代設定は昭和になっているが、なぜこの時代に設定したのだろう。確かに、テレビでもそれ関係の表現はおおらかで普通に溢れていたが、核心を突く情報は簡単には得られない時代だった。今は逆にテレビの規制は厳しいが、その代わり核心を突く情報はインターネットで簡単に見られる。今の中学生なんてきっとどぎついのを見ているのだろうなと想像してしまう。
そんな時代のこの少年たちは、おっぱいと無邪気に叫びすぎ。この映画の中で何回このワードが出てくるんだよというくらい。これだけ堂々と若い女性の前で言えるなら、バレーじゃなく別の方向で何とかなりそうな気もする。
で、ラスト。こちらの期待を大きく下回る展開でがっかり。なんていうか普通の青春ものだったなという感想しかない。そんなオチにするくらいなら見せちゃったほうが良かったのでは?
スタッフ/キャスト
監督 羽住英一郎
脚本 岡田惠和
出演
青木崇高/仲村トオル/石田卓也/大後寿々花/田口浩正/市毛良枝/光石研/福士誠治