★★★☆☆
内容
「目玉の話」のよく知られた別の邦題は「眼球譚」。
感想
こういう性癖は、やはり幼少時の経験が影響するものなのだろう。登場人物たちが自分の欲望に無邪気に突き進む様は、恐ろしくもあるが、清々しくもある。
しかし今みたいにネットもなく、そういう情報に飢えていた少年少女が、これは読めたのだとすると、人格形成に相当の影響を与えたような気がしてしまうが、実際はどうなのだろうか。読んでいるのがバレても高尚な顔をしていれば、やり過ごせるという逃げ道もあるわけで。
著者
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