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「8月の家族たち」 2013

8月の家族たち(字幕版)

★★★★☆

 

 父親が家政婦を雇った直後に失踪し、残された母親を心配して三人の娘と親族が集まる。

 

 冒頭の家政婦を雇うシーンからのタイトルバック、そしてそれが終わると当事者の父親はすでに失踪した後、という小気味の良い展開。それを受けて、妹一家、娘一家が集まり始める。

 

 しかし、こういう親戚一同が集合すると聞くと、少し気が重くなってしまうのは何故なのだろう。皆がそれぞれに傷を抱えて生きていて、普段は人と距離を保つことでそれを見せないようにしているのに、親族は身内の気安さからズケズケと土足で踏み込んでくるからか。

 

 豪華役者陣演じる一族のメンバーが一同に集い、メリル・ストリープ演じる母親に延々と攻撃され続ける食事シーンは圧巻。別に観ている自分は関係ないのだが、いたたまれない気持ちになってくる。誰かが攻撃されるが何とかかわし、一同がそれをフォローして全体を和ませ、ようやく落ち着いたかと思えば、今度はまた別の誰かを攻撃し始める。皆が戸惑いや呆れ、怒りなど様々な表情を見せながら右往左往している。

 

 集まった一族がそれぞれ悶着を起こして一組、また一組と元の生活に戻って、最後には一人取り残される母親。一気に寂しさが押し寄せる。一緒にいればムカついたりするのに、いないと寂しく感じてしまう。本当に家族というものは厄介だ。

 

 様々な出来事が起こりつつ、それらが何も解決されないままエンディングを迎える。問題を先送りにするのはそれはそれでリアルなのだが、少しくらいはなにか温かみを感じられるような結末であっても良かったような気がする。

 

監督 ジョン・ウェルズ

 

製作

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グラント・ヘスロヴジーン・ドゥーマニアン/スティーヴ・トラクスラー/ボブ・ワインスタインハーヴェイ・ワインスタイン

 

出演

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マーゴ・マーティンデイル/クリス・クーパーアビゲイル・ブレスリンベネディクト・カンバーバッチジュリエット・ルイスダーモット・マローニー/ジュリアンヌ・ニコルソン/サム・シェパード/ミスティ・アッパム

 

8月の家族たち(字幕版)

8月の家族たち(字幕版)

 

8月の家族たち - Wikipedia

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