★★★★☆
内容
短編集。
感想
そのどれもが、一見するとストーリーがあるような、ないような内容となっており、まだ続きそうな雰囲気で物語は終わる。ただ、シンプルな文章の端々に、何か深い意味があるような、ないような匂いも漂わせていて、どこか心に引っかかりが残って不思議な味わいがある。読みながらいろいろと想像し、考えてしまう。
そしてこの手の短編はどことなくどれも似たり寄ったりの内容になりがちだが、この短編集は確かに似た内容のものも無いわけではないが、全体としては幅広い内容をもった短編集となっている。様々なヴァリエーションを繰り出せる所に、著者の確かな力量を感じた。
著者
レイモンド・カーヴァー
翻訳
収録作品
ダンスしないか?
ファインダー
ミスター・コーヒーとミスター修理屋
ガゼボ
私にはどんな小さなものも見えた
菓子袋
風呂
出かけるって女たちに言ってくるよ
デニムのあとで
足もとに流れる深い川
私の父が死んだ三番めの原因
深刻な話
静けさ
ある日常的力学
何もかもが彼にくっついていた
愛について語るときに我々の語ること
もうひとつだけ
この作品が登場する作品
劇中劇の原作
