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「アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!」 2021

アダムス・ファミリー 2 (日本語字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 親離れしようとする娘の気持ちを引き留めようと、アメリカ各地を巡る家族旅行に出かけたアダムス・ファミリー。

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 オスカー・アイザック、シャーリーズ・セロン、クロエ・グレース・モレッツらが声優を務めるCGアニメ映画。シリーズ第2作目。93分。

 

感想

 年頃の娘の気持ちを引き留めるため、アダムス・ファミリーはアメリカ各地を巡る家族旅行に出かける。グランドキャニオンやナイアガラの滝、デスバレーやマイアミなど、アメリカの観光名所を訪ねるロード―ムービー的な内容だ。

 

 前作同様に音楽が良く、各地で起きる様々な騒動はにぎやかで、楽しげな雰囲気に溢れている。ただその雰囲気ほどには面白くないのが残念だ。各エピソードが薄味で、しかもせわしなく駆け足で展開するので、なにも心に残らない。

 

 無駄に騒々しいだけの空回りになっているなと思いながら見ていたのだが、もしかしたら幼児が飽きないようにこうしているのかもと思い至った。空虚でもとにかくドタバタやって、子どもの気を引き続けようとしたのかもしれない。それだったらそんなに間違った演出ではない。

 

 

 この映画のもう一つの軸に、年頃の娘は取り違えられた子で、本当の親は別なのかもしれない、という疑惑がある。父親を名乗る男が現れ、思春期で親に幻滅していた娘にとっては渡りに船な展開だ。しかもその男は天才科学者なので、シンデレラストーリー的でもある。

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 両親は疑念を持ちながらも愛情たっぷりに育てた娘を手放したくはなく、娘も心はときめきながらもやはり一緒に過ごした親に情はある。そんな両者の複雑な心境が描かれるが、だとしたら幼児向けの演出は不適切では?と思ってしまった。どの層をメインターゲットにしているのだろうか。

 

 そして結局、この実の両親問題もグダグダに終わってしまう。結局どういうことだったの?と確認したくなるくらい、分かりづらい展開だった。モヤモヤが残る。

 

 単純に楽しいロードムービーにして欲しかったが、曖昧な方針のせいで煮え切らない中途半端な映画になってしまった印象だ。

 

スタッフ/キャスト

監督 グレッグ・ティアナン

 

監督/製作/出演(声) コンラッド・ヴァーノン

 

脚本 ダン・ヘルナンデス/ベンジー・サミット/ベン・クイーン/スザンナ・フォーゲル

 

出演(声) オスカー・アイザック/シャーリーズ・セロン/クロエ・グレース・モレッツ/ジャヴォン“ワナ”・ウォルトン/ニック・クロール/ベット・ミドラー/ウォーレス・ショーン/スヌープ・ドッグ/ビル・ヘイダー/シェラミー・リー

 

音楽    マイケル・ダナ/ジェフ・ダナ

 

アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行! - Wikipedia

 

 

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