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「華麗なるギャツビー」 2013

華麗なるギャツビー(字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 ニューヨークにやって来た元作家志望の男は、隣人の大豪邸にすむ謎の富豪からパーティーに招待される。

  

感想

 金持ちで豪勢なパーティを定期的に行う謎の男ギャツビーに招待された主人公。彼の目を通して、ギャツビーという男の姿が描かれていく。普通なら接点のなさそうな庶民の主人公と金持ちのギャツビーがこんな簡単に交わるなんて意外な感じがしてしまうが、こういう垣根の低いところがアメリカらしさと言えるのかもしれない。とはいえ、主人公の親戚は大富豪と結婚しているので、主人公もそこそこ良い家の出なのかもしれないが。

 

 最初に、大富豪で若くて優雅でまさに完璧な男、といった印象のギャツビーを見せておいて、実際はそういうわけではないという本当の彼の姿を徐々に明らかにしていくストーリー。華やかなパーティーも見事な大豪邸も実はすべてはある女性のためだった、という意外な真実は、彼の純粋な一途さが伝わってきて心を打たれた。そして、ほとんどその願いは叶うところまで来ているのに、二人での逃避行は拒否し、あくまでも正々堂々と彼女のために作った豪邸で暮らそうとする高潔さは清々しく、気持ちが良かった。とはいえ、世のほぼ全ての人たちは彼のように純粋でも一途でもなく、そして高潔さもなくただ打算や惰性で生きている。そんな世界で彼のような男が幸せになるのは難しい。

 

 

 名作と言われている原作を読んだときはイマイチその良さが分からなかったのだが、この映画を見て少しその良さを理解できたような気がした。お金でなんとでもなる世の中で、お金ではなんともならないことを追い求めた男。

 

 1920年代のアメリカを舞台にしながらジェイZのヒップホップ曲を使ったり、豪華なパーティーシーンで普通じゃない感のある演出をしたりして期待をさせてくれるのだが、結局は割と普通の演出に落ち着いていってしまった映画という印象だ。別にそれで全然良かったのだが、最初に大きく期待させられただけにその分、どこか拍子抜けしてしまった感は否めなかった。

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スタッフ/キャスト

監督/脚本/製作 バズ・ラーマン

 

脚本 クレイグ・ピアース

 

原作

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出演 レオナルド・ディカプリオ/トビー・マグワイア/キャリー・マリガン/ジョエル・エドガートン/アイラ・フィッシャー/ジェイソン・クラーク/エリザベス・デビッキ/ジャック・トンプソン/アミターブ・バッチャン/カラン・マッコーリフ/ジェマ・ワード/スティーヴ・ビズレー/アデレイド・クレメンス

 

音楽 クレイグ・アームストロング

 

華麗なるギャツビー(字幕版)

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  • レオナルド・ディカプリオ
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華麗なるギャツビー (2013年の映画) - Wikipedia

 

 

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