感想
きっとこれは、途中から涙を流しながら見てほしい映画なのだろう。主人公に起こる不幸な出来事、純愛、ピアノの旋律。まるで韓国映画みたいだ。笑えてきた。韓国でリメイク権でも売ってこればいいのに。きっと売れる。そしてヒットする。それから日本に逆上陸させればいいと思う。きっといい映画になってると思うから。
いろいろ突っ込みどころがありすぎて、全然話に入っていけない。主人公を襲った犯人は、そんなに悪いやつじゃないと思うが。個人的恨みを晴らそうとしてたまたま巻き込んでしまっただけだし、母親想いだし。とにかく女子供関係なく殺しまくるような凶悪で異常な人間ではない。どちらかというといい奴ぽかった。それから、この事件の詳細を一生懸命知りたがっていたが、次の日の新聞を読めば分かるのに。
日本にスティーブン・キングのような存在はきっと出現しないだろう、当分。いい原作があっても、いい映画を撮る監督がいない。あの小説を映画化!とか聞いても、じゃあ原作読めば十分だなと思ってしまう、こんなんじゃ。
スタッフ/キャスト
監督 佐野智樹
原作 変身 (講談社文庫)
出演 玉木宏
佐田真由美/山下徹大/松田悟志/釈由美子
音楽 崎谷健次郎