★★★★☆
あらすじ
ゲリラからの捕虜奪還作戦を終え、帰途についた特殊部隊は謎の生命体に次々と襲われる。
感想
純粋な軍事作戦ものと思わせておいて、別次元の話になるところが面白いのかな、とも感じるのだが、タイトル的にそれに関してはネタバレしている。
よく分からないうちに謎の生き物に殺されていく部隊。ひとりずつ退場していくのが勿体無いくらい、ちゃんと皆キャラが立っている。そして結局、観客も謎の生物のはっきりとした正体は知らされないまま、謎を残して映画は終わる。この辺りは、観た者同士で解釈を語り合えていいのかもしれない。
バケモノのような謎の生物と一人、対峙することになるアーノルド・シュワルツェネッガー。部隊の他の屈強な男たちでも難しいな、と思うのに、彼なら何とかなるかもとなぜか思わせる存在感がある。一人だけCGのような雰囲気だ。ちょうど人間と謎のクリーチャーの中間にいるような感じで、これがこの頃の大作映画の主役に彼がぴったりだった理由なのだろうなと思わせられた。
スタッフ/キャスト
監督 ジョン・マクティアナン
出演 アーノルド・シュワルツェネッガー/カール・ウェザース/エルピディア・カリーロ/ビル・デューク/ジェシー・ベンチュラ/ケヴィン・ピーター・ホール/ソニー・ランダム/シェーン・ブラック/R・G・アームストロング/ヴィン・ピーター・ホール/ピーター・カレン(声)/スヴェン=オーレ・トールセン
音楽 アラン・シルヴェストリ
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