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「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」 2010

酔いがさめたら、うちに帰ろう。 [DVD]

★★★☆☆

 

 アル中で家族に暴言、暴力をふるい離婚された男が、再び家族と暮らすために依存症の治療を受けることを決意する。

 

 血を吐いて入院して、もう酒はやめると決断して、それで簡単にやめられないのが依存症なわけだが、主人公がちょっとぐらいいいかとビールを飲んでしまうシーンが、メチャクチャうまそうだった。皮肉な事に、こちらまでなんだか飲みたくなった。

 

 主人公と他の精神病や依存症の患者たちとの入院生活は、いい年をこいたおじさんやおばさんたちが互いにいたわりあう、とても不思議な空間。一般社会のようにゼロからプラスにしようとしているのと、この病院の中のようにマイナスからゼロに戻そうとするのは、同じ前向きでも様子が違うものなのかもしれない。

 

 依存症が治っても、結局他の病気で余命少ないなんて、それなら好きなだけ酒飲んで死んでも良かったじゃないか、と切ない気持ちになる。それでもやっぱり、皆に愛想を尽かされ一人で死ぬよりも、まともな人間に戻って愛する家族に囲まれて死んだほうが何倍も幸せなんだろう。依存症の治療が無意味だったわけではない。

 

 ラストのぼんやりとした終わり方はどうなんだろう。もうちょっと踏み込んだほうが良かった気もする。

 

監督/脚本/編集 東陽一

 

原作 酔いがさめたら、うちに帰ろう。

 

出演

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永作博美市川実日子利重剛甲本雅裕堀部圭亮螢雪次朗光石研滝藤賢一志賀廣太郎

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酔いがさめたら、うちに帰ろう。 [DVD]

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酔いがさめたら、うちに帰ろう。 - Wikipedia

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