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「ジャッキー・チェンの秘龍拳/少林門」 1976

ジャッキー・チェンの秘龍拳/少林門 (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 少林寺を裏切り、勢力を振るう兄弟子を倒すため、修行を積んだ主人公。主演はジャッキー・チェンではなく、レオン・タン。

  

感想

 ジャッキー・チェンは主人公じゃない、という前提知識があるかどうかで、映画の印象がかなり変わってしまいそう。タイトルを信じて見始めると、騙されたと思って、もうそれだけで腹立たしく感じてしまうはずだ。

 

 画質はかなりきれいなのだが、まだジャッキー・チェンが主演をバンバンとやり出す前の作品。彼もサモ・ハン・キンポーも、ほんのチョイ役で出ているユン・ピョウも全然若い。そして監督はジョン・ウー。彼がこの時代から活動していて、ジャッキー・チェンらと接点があるという事が、何だか意外な気がしてしまうが、彼のほうが8歳ほど年上だから別に不思議ではないのか。

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 この映画の主人公、レオン・タン演じる若者は、優等生というか、真面目というかで、あまり愛嬌がない。勿論、敵を倒すのに愛嬌なんていらないのだが、映画的には随分と面白みに欠けてしまう。キャラクターとして、もうちょっと何か魅力的に感じる部分が欲しかった。

 

 それでも主演をやるだけあって、レオン・タンの武術の腕はなかなかのもの。テコンドーの達人らしく、片足で立ったまま足技を連続して繰り出すシーンはすごかった。そしてそれを撮るのはジョン・ウー。それなりに見ごたえのあるアクションに仕上がっている。

 

 

 ただ、敵と激しく戦っていても、両者がほぼ無言なのはイマイチ盛り上がりに欠ける。砲丸投げの選手なども雄叫びを上げるのは決まって投げた後なので、声を出しながら戦うと力が入らないという事なのだろうとは思うのだが、絵的にはどうにもさまにならない。そう考えると、ブルース・リーの「アチョー」などと発する怪鳥音というのは、映画的に効果的な表現方法と言えるのかもしれない。

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  映画は、主人公の元に仲間が集まり、皆が協力して敵と戦う、という物語で、それぞれに見せ場も用意されており、なかなかうまくまとまっている。だが、先が読める物語ともいえて、意外性は感じないかもしれない。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本/出演 ジョン・ウー

 

製作総指揮 レイモンド・チョウ

 

出演 レオン・タン/ジャッキー・チェン/ジェームズ・ティエン/サモ・ハン・キンポー/ユン・ワー/ユン・ピョウ

 

音楽 ジョセフ・クー
 

ジャッキー・チェンの秘龍拳/少林門 (字幕版)

ジャッキー・チェンの秘龍拳/少林門 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

ジャッキー・チェンの秘龍拳/少林門 - Wikipedia

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