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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「風と共に去りぬ」 1939

風と共に去りぬ (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 アメリカ南部の豊かな農園の娘が、南北戦争に翻弄されながらも激しくたくましく生きていく。

 

感想

 3時間を越える大長編だが、その長さを感じずに見る事ができる。雄大な大地の様子や、絵画のようなカットが、いかにも大作といった趣。

 

 ヴィヴィアン・リー演じる主人公のなりふり構わぬ生き方が印象的。南北戦争ですべてを失うが、それでも惨めな暮らしをするぐらいならと、好きでもない男と結婚したり、世間体を気にせず金儲けに励んだり。いい根性をしている。

 

 

 ただ、やっぱり南部のプランテーションのお嬢様の話でしかないのかなとも思ってしまう。古きよき南部と言っても。ここに登場する黒人達は正当な扱いを受けていたのかもしれないが、南部の黒人達全てがそうだったわけではないだろうし。いかがわしい仕事をする白人女性への態度も冷たいし。日本で言うと大河ドラマというよりも、昼ドラマのような。主婦層に受けそうな話。

 

 それから、クラーク・ゲーブルと一夜を共にした翌朝の、目覚めたビビアン・リーが見せる表情やしぐさ、映像の間がなんとも生々しかった。

 

スタッフ/キャスト

監督 ヴィクター・フレミング

 

原作 風と共に去りぬ(全6冊セット) (岩波文庫)

 

出演 ヴィヴィアン・リー/クラーク・ゲーブル/オリビア・デ・ハビランド/レスリー・ハワード/トーマス・ミッチェル/ハティ・マクダニエル/イヴリン・キース

 

風と共に去りぬ (字幕版)

風と共に去りぬ (字幕版)

 

風と共に去りぬ (映画) - Wikipedia

 

 

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