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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

★4

「リメンバー・ミー」 2017

★★★★☆ あらすじ 音楽を禁じられた一族にありながら、ミュージシャンになることを夢見る少年。 感想 「死者の日」に、ふとしたきっかけで死者の国を訪れることになった少年が、先祖の身に起きた事件の真相を知るという物語。まずは死者の国が華やかで楽しげな…

「こうしてお前は彼女にフラれる」 2012

★★★★☆ あらすじ 浮気しては何度もフラれる男の話。短編集。 感想 9つの短編が収められている。そのほとんどは、一人のドミニカ出身の男がメインで描かれ、兄は死期が迫る病身の身、母親は働きづくめという設定となっている。ただ最初はそれに全く気付かず、3…

「CURE」 1997

★★★★☆ あらすじ 精神を病んだ妻を抱える刑事は、頻発する犯人は別なのに手口が共通する殺人事件の謎を追う。 感想 次々と起こる殺人事件。犯人は皆すぐに逮捕されて罪を認めるのだが、なぜかどの事件も同じように異常な手口で行われている。このことを不審に…

「コンテイジョン」 2011

★★★★☆ あらすじ 香港出張から帰ってきた妻が謎の病気で急死してしまった男は、やがて謎のウィルスが世界中に蔓延していく過程を目の当たりにする。 感想 コロナ禍の世界など予想だにしていなかった2011年の映画。この映画に限らず、ウィルス蔓延をテーマにし…

「永田鉄山と昭和陸軍」 2019

★★★★☆ あらすじ 昭和陸軍の逸材と言われながら「相沢事件」で斬殺された永田鉄山。なぜ彼が暗殺されたのか、そしてもし彼が殺さなければその後の戦争はどうなっていたのかを検証する。 永田鉄山 - Wikipedia 感想 永田鉄山という人物のことは最近知って、陸…

「カフェ・ソサエティ」 2016

★★★★☆ あらすじ 映画界の大物の叔父を頼ってニューヨークからハリウッドにやって来た青年は、一人の女性と恋に落ちる。 感想 時代は1930年代。古き良き時代のアメリカを舞台に、主人公を中心とした恋愛模様や人生模様がコミカルに描かれていく。品の良い音楽…

「オーバー・フェンス」 2016

★★★★☆ あらすじ 離婚して地元の函館に戻り、職業訓練校に通う男は、一人の若い女と出会う。 感想 片田舎の職業訓練校に通う主人公と同級生たちの日々が描かれる。最初は舞台が職業訓練校ということが分からず、刑務所なのか?でもタバコを吸っているから違う…

「バイス」 2018

★★★★☆ あらすじ 2001年のアメリカ同時多発テロ時のアメリカ副大統領で、その後の世界に多大なる影響を与えたディック・チェイニーの伝記映画。 感想 ディック・チェイニーの若い頃から副大統領を務めた頃までの半生が描かれていく。だがそこから彼がなぜ政治…

「誘拐捜査」 2015

★★★★☆ あらすじ 誘拐されてしまった人気俳優とその救出に全力を注ぐ警察。実在の事件をモデルとした映画。 感想 この映画でも刑事役として出演している俳優ウー・ロウフーが誘拐された事件を題材にしている。実際の事件は2004年に起きたとの事で、意外と最近…

「虐殺器官」 2007

★★★★☆ あらすじ 世界中で頻発する虐殺行為の首謀者を暗殺するのが目的の米国部隊に所属する主人公らは、必ずどの現場にも姿を現すある男を殺せないでいた。 感想 核爆弾が使用され、世界中で戦争やテロが頻発する近未来が舞台となっており、主人公は平和のた…

「ゼロ・グラビティ」 2013

★★★★☆ あらすじ 宇宙での船外活動中に大規模な事故に見舞われてしまった主人公。 感想 宇宙空間で事故に遭遇したサンドラ・ブロック演じる主人公が、様々な困難を乗り越えながら地球に戻ろうとする物語。しかし、そもそもの事故が起きた原因がひどい。宇宙空…

「花筐/HANAGATAMI」 2017

★★★★☆ あらすじ 佐賀県唐津にやって来た主人公は、学校で出会った同級生や従妹の女友達らと青春を謳歌する。168分。 日本の祭り(週刊朝日百科) 長崎くんち 唐津くんち おはら祭 (九州・沖縄・・3) 朝日新聞社 Amazon 感想 美しいというよりも奇妙と言った…

「ワンダーウーマン」 2017

★★★★☆ あらすじ 女しかいない島の王女が、偶然迷い込んで来た男性兵士と共に人間世界に向かう。「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズ第4作目。 感想 スーパーヒーローものだが、悪者軍団をこしらえて戦わせるみたいな世界観を構築せずに、形式として…

「黒の奔流」 1972

★★★★☆ あらすじ 自分の弁護で無罪を勝ち取った美女を事務所の事務員として雇うことにした弁護士の男。 感想 登場人物たちがなかなかゲスい。女を暴行できるか仲間と賭けをする男や、払うお金がないからと体を差し出そうとする女。弁護士である主人公も「弱い…

「THE CATALYST 一瞬で人の心が変わる伝え方の技術」 2021

★★★★☆ 内容 力ずくではなく、自らが触媒(カタリスト)となることで相手の心に変化をもたらす方法を紹介する。 感想 説得されていると感じると、人は自然と反発したくなるものだ。このような人間の特性は、人の心を変えよう、説得しようとする働きかけを困難…

「聴くシネマ×観るロック」 2012

★★★★☆ 内容 映画とその映画で使われた音楽の紹介。 感想 ある映画を中心にそれに関連する映画や音楽が各章で紹介されていく。取り上げられる映画はアカデミー賞などの賞レースで名前が挙がるような作品ではなく、コメディやティーンムービーなどの娯楽作品が…

「寝ても覚めても」 2018

★★★★☆ あらすじ 恋人が行方知らずとなり失意の中にいた女の前に、恋人そっくりの男が現れる。 感想 主演二人のプライベートな話題のおかげで別の意味で有名になってしまった作品。序盤の二人のこっちが見ていられないようなイチャつき具合を見ていたら、映画…

「ヘブン・アンド・アース 天地英雄」 2003

★★★★☆ あらすじ 遣唐使として中国にやって来た日本人は、帰国の前に命令に背いたある軍人を見つけ処刑するよう皇帝から指示される。中国映画。 感想 中国映画なのに主演は中井貴一というのはすごいなと思いながら観ていたのだが、途中からなんとなく主役は彼…

「ラストエンペラー」 1987

★★★★☆ あらすじ 清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の数奇な人生。アカデミー賞作品賞。 愛新覚羅溥儀 - Wikipedia 感想 前半は紫禁城内での若き日の皇帝の日々が描かれる。豪華な衣装やセット、大勢を動員したシーンなど、見ごたえのある映像が続く。特に即位式…

「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ3」 2018

★★★★☆ あらすじ 三世代が暮らす家を取り仕切る主婦が家出してしまい、親族を巻き込んだ大騒動が起きる。シリーズ第3作目。 感想 三世代で暮らす家が舞台。すでにそれ自体が珍しい気がしてしまうし、さらに妻は専業主婦、隠居の老夫婦はゴルフに習い事にと悠…

「止められるか、俺たちを」 2018

★★★★☆ あらすじ 映画監督の若松孝二が代表を務める映画製作の独立プロダクション・若松プロで、助監督として働くことになったフーテンの若い女。 感想 若松孝二を中心とした周辺人物たちの群像劇。あまり若松孝二については詳しくは知らなかったのだが、井浦…

「映画と本の意外な関係!」 2017

★★★★☆ 内容 あの映画の中に登場した本は何を意味していたかなど、映画と本の様々な結びつきについて紹介する。 感想 映画の中で登場した本が気になって読んだり、その逆に本の中で挙げられていた映画を観たりと、数珠つなぎに作品に接していくのは個人的に好…

「スプリング・ブレイカーズ」 2013

★★★★☆ あらすじ 春休みをフロリダで過ごす女子大生4人組は、羽目を外し過ぎて逮捕されてしまうが謎の男に助けられる。 感想 パーティ三昧のバカな女子大生の4人組が、浮かれすぎて羽目を外してしまい、堕落して悲惨な目に遭う物語かと思ったがそんな事はな…

「殺人の追憶」 2003

★★★★☆ あらすじ 小さな村で次々と起こる殺人事件の犯人を追う刑事たち。実在の事件を題材にしている。 華城連続殺人事件 - Wikipedia 感想 次々と起こる連続殺人事件。しかし警察の捜査は、現場保全が上手くできないわ、容疑者には暴行を加えて自白を迫るわ…

「救命士」 1999

★★★★☆ あらすじ 何か月もの間、誰の命も救えない事に落ち込む救命士の日々。原題は「Bringing Out the Dead」 。 感想 まずは「救命士」というあまり観る気の起きないタイトルはどうなのだろう。原題は直訳すると「死体を運び出す/死者を蘇らせる」で、これ…

「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」 2007

★★★★☆ あらすじ ドミニカ系アメリカ人男性の短い人生とその家族の歴史。 感想 漫画やSF、テーブルトークRBGなどが大好きなオタクのドミニカ系アメリカ人男性の生涯が描かれる。小説の中には膨大な数の本や漫画、テレビ番組、映画やゲームなどが登場し、…

「戦争と人間 第一部 運命の序曲」 1970

★★★★☆ あらすじ 満州での権益を確保するため、軍部をけしかけて戦争勃発を画策する新興財閥。三部作の第一作目。197分。 感想 3時間を超え、しかもこの後に同じく三時間を超える続編が二本も控えているというなかなか観始めるのに勇気がいる映画。でも観て良…

「パラサイト 半地下の家族」 2019

★★★★☆ あらすじ 半地下のアパートに住む一家。息子がある金持ち家庭の家庭教師となったことをきっかけに、その家庭に入り込むことを画策する。アカデミー賞作品賞。 感想 貧しい暮らしをする一家が金持ち家庭に入り込んでいく過程は面白い。でも学力だったり…

「ほえる犬は噛まない」 2000

★★★★☆ あらすじ 大学教授の仕事にありつけず焦る男は、団地の他の住人が飼う犬の鳴き声にイラつく。 感想 原題を直訳すると「フランダースの犬」ということで、そのまま邦題にしづらいというのは理解できるが、なんでこんな意味深なタイトルにしたのか謎だ。…

「赤頭巾ちゃん気をつけて」 1969

★★★★☆ あらすじ 大学受験を控えた男子高校生のとある一日。芥川賞受賞作。 感想 「ケーコート―」や「学校群」など、それが何を意味するのかよく分からない用語が出てきて時代を感じるが、その内容自体はじゅうぶん現代にも通じるいつの時代も変わらない若者…