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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

洋画

「ジョン・カーペンターの要塞警察」 1976

★★★☆☆ 移転を控えて手薄になった警察署が襲撃され、警官、職員、そして囚人が手を取り合って迎え撃つ。 赤背景に黒のテキスト、チープにすら感じるシンプルな電子音楽で始まるオープニングが映画っぽくていい。時代的なものもあると思うが、期待させてくれる…

「ウォーリアー」 2011

★★★★☆ 父親の暴力が原因で離散し、互いにわだかまりを抱えた兄弟が、それぞれの思いを胸に総合格闘技の大イベントに出場する。 前半は父親と弟、兄とその家族という2つの物語がほぼ交わることなく描かれる。そこで今は離散した家族に何が起きたのかが明らか…

「ブロンソン」 2009

★★★☆☆ 郵便局強盗で収監された男は、刑務所内で暴れることに生きがいを見出す。実話を基にした物語。 イギリスで最も有名な囚人らしいが、犯した罪としては郵便局強盗と宝石強盗だけで、犯罪者としては極悪非道というほどではなかったりする。刑務所内で暴れ…

「顔のないスパイ」 2011

★★★☆☆ 長い間姿を消していたロシアの暗殺者の犯行と思われる殺人事件が起こり、引退していた当時のCIA担当者が呼び戻される。 リチャード・ギア演じる元CIAの男が最初から怪しくて、こんな序盤から気付いてしまうと、この後ずっと気づかないふりして観るの辛…

「ウォールフラワー」 2012

★★★☆☆ 情緒不安定な少年が高校生となり、個性的な上級生たちと仲良くなる。 ポスターにもあるがどこか「ライ麦畑でつかまえて」を思い出させるような内容。繊細な少年がうまくいかない現実に戸惑いながらも前に進む。 学校の中で目立たない少年だが、それで…

「不滅の恋/ベートーヴェン」 1994

★★★★☆ ベートーヴェンの遺書に書かれた「不滅の恋人」を探すため、秘書をしていた男がヴェートーベンと関係のあった女性たちに会いに行く。 ヴェートーベンの生涯を女性関係を中心にして描いている。あまり彼の音楽家としての凄さは描かれていないが、それは…

「ハーフ・ア・チャンス 」 1998

★★★☆☆ 死んだ母親が明かした父親の可能性がある二人の男に会いに行く若い女。 基本的にコメディ映画なのであまり細かいツッコミをしてはいけないのだろうけど気になる箇所は何個かある。だけど、二人の父親に関する疑問は、なぜならアラン・ドロンとジャン・…

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」 2017

★★★☆☆ ファースト・オーダーに追い詰められていくレジスタンス。 前作ラストの盛り上がりから徐々にテンションが冷めていくような展開の物語。ルーク・スカイウォーカーは思ってたのと違った。まぁ30年前の若い頃とキャラが違うと責められても本人的にはつら…

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」 2015

★★★★☆ 台頭するファーストオーダーに対抗するレジスタンス軍は、姿を消したジェダイの騎士、ルーク・スカイウォーカーの行方を探していた。 新たな三部作の主人公を演じるのは、デイジー・リドリー。女であることを全面に押し出しておらず、まるで少年漫画の…

「ブルックリンの恋人たち」 2015

★★☆☆☆ 弟が交通事故で昏睡状態となり帰国した女は、弟が行く予定だったコンサートに出かける。 何も心に響かない映画だった。この映画に恋愛要素は必要だったのだろうか。姉は弟が昏睡状態から回復するために涙ぐましい努力を行っているし、男は見ず知らずの…

「レッドプラネット」 2000

★★★★☆ 人類が移住するための調査に火星に向かった一行は、到着寸前に事故に巻き込まれる。 火星に到着寸前から緊急事態の連続。まだ1時間くらいしか経っていないのにもうどうすることも出来なくて、万事休すで終了か、とハラハラさせられた。アクシデントが…

「オンリー・ゴッド」 2013

★★★☆☆ 長男が殺害され、復讐を果たそうとする母親と弟。 美しく印象的な映像ではあるのだが、ストーリーは断片的・抽象的で分かりづらい。体調を万全にして観ないと寝落ちしてしまいそうな映画。 親子の復讐の対象となるタイ人の元警官。日本刀のような刀に…

「シティ・オブ・マッド」 2008

★★★★☆ 母親が殺され孤児となった少年は、やがて仲間を見つけ路上で生活するようになる。 なんともやりきれない気持ちになる映画。主人公は母親を殺され、路上生活を余儀なくされ日々を生きるために犯罪を繰り返している。だけどこの主人公に道を誤ったと言う…

「スクリーム4: ネクスト・ジェネレーション」 2011

★★★★☆ かつての事件の体験を綴った本を出版した女がプロモーションのために地元に戻り、また事件が起きる。 「スクリーム」シリーズに4があるなんて知らなかった。冒頭の音楽や電話の音、セリフの雰囲気でこれまでのシリーズを思い出して、一気にテンション…

「ハンガー・ゲーム」 2012

★★★☆☆ 各地区から少年少女が一人ずつ選ばれ、最後の一人になるまで殺し合う。 この設定はどうしても「バトル・ロワイアル」を思い浮かべてしまう。ただくじ引きを行うので心の準備が出来ているし、事前にトレーニングを行うのも公正といえば公正。殺し合いの…

「フルスロットル」 2014

★★★★☆ 盗まれた爆弾のタイマーを解除するため、高い壁で隔離された犯罪多発地区に現地に詳しい囚人とともに乗り込む刑事。 ワイルド・スピードシリーズで知られた故ポール・ウォーカーの最後の主演作、ではあるのだが、いざ観てみるとダヴィッド・ベルのアク…

「300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜」 2014

★★★☆☆ ギリシャ軍とペルシャ帝国軍の海上での戦い。 続編でありながら、ほぼ同時間帯の別の場所という設定が面白い。そして前作同様、それぞれのシーンが絵画的で美しい。 ただ物語としてはイマイチ感がある。あまり少数が大軍に挑むという感じがしない。海…

「シングルマン」 2009

★★★☆☆ 不慮の事故で恋人を失った悲しみが癒えない男は、自殺を決意する。 ファッションデザイナーとして有名なトム・フォードの監督デビュー作。主人公の眼鏡が特徴的だが、要所要所にファッションデザイナーとしてのこだわりが垣間見える。 トムフォード シ…

「カールじいさんの空飛ぶ家」 2009

★★★★☆ 亡き妻と過ごした家を立ち退かなければならなくなった老人は、妻と訪れる約束をした場所へ家ごと旅立つ。 冒頭の冒険家を夢見る少年がある少女と出会い、成長して結婚し年月を重ねてやがて死に別れる、という半生を一気に短時間で描いたシーンは、何故…

「メランコリア」 2011

★★★☆☆ 自分の結婚式で不安定な行動をとる女。 映画スタートとともに絵画的シーンが続く。思ってたよりもそれが長かったので、もしかしてこのまま終わりまで続くのか、と不安になってしまった。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ドッグヴィル」のラース・フォ…

「鑑定士と顔のない依頼人」 2013

★★★☆☆ 超一流の美術鑑定士のもとに、謎の女性から大邸宅内の美術品や調度品の鑑定を頼まれる。 監督はニュー・シネマ・パラダイスのジュゼッペ・トルナトーレ。こういう映画も撮るのか。彼は巨匠感あるが、まだ60台前半で意外と若い。 ジェフリー・ラッシュ…

「はじまりのうた」 2014

★★★★☆ 自ら立ち上げたレーベル会社をクビになった音楽プロデューサーの男と、共作者でもあり恋人でもあった男と別れたミュージシャンの女が出会う。 栄光と挫折を描く物語なら、成功後の盛者必衰を描くエンディングとなるであろう場面から物語はスタートする…

「15ミニッツ」 2001

★★★☆☆ 何度もメディアに登場する有名人の刑事とそれを快く思わない消防局員が、放火殺人事件の犯人を追う。 気楽に観られるアクション映画かと思ったら、結構皮肉の利いた社会派の映画だった。テレビでは人々のゴシップが娯楽として放送され、敏腕弁護士によ…

「ランナウェイズ」 2010

★★★☆☆ 70年台に結成されたガールズバンドの栄光と挫折。 見ている間、全然気づかなかったが実在したバンド「ザ・ランナウェイズ」の伝記映画。曲はどこかで聞いたことがあるような気がするが、バンド自体は知らなかった。なんでも本国アメリカよりも日本で…

「ナインハーフ」 1986

★★★☆☆ 離婚したばかりの女が、ミステリアスな男と出会う。 原題は9と2分の1週間で二人が過ごした時間を指している。ただ、”ナインハーフ”と数字だけをいうと意味深な感じがしてそれも悪くない。 内容はもっとどぎつい下品な感じに仕上がっているのかと思っ…

「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」 2013

★★★★☆ 知人宅を泊まり歩く、売れないフォーク歌手の日常。 とりあえず猫がいい仕事をしている。小脇に猫を抱えて移動するだけで画になる。よく考えるとこんなにメインで猫が登場する映画って少ないかもしれない。 そんな猫に振り回されながら過ごした、売れ…

「ラヴレース」 2013

★★★★☆ ポルノ映画に出演して大スターとなった女。 序盤のあまりにも軽い感じでストーリーが進んで、そんなはずないだろって思ったけど、ちゃんとそのツッコミに応えてくれる構成だった。本当は観る分にはこの序盤のノリがいいんだけど、それだと映画としては…

「ドラゴン・キングダム」 2008

★★★☆☆ カンフー映画好きの高校生が、不良たちに追いかけられビルの屋上から落下し、気付くと古代中国のような世界にいた。 冒頭の駄目な日本のCG映画みたいな映像に不安になったが、最初だけで以降はそんなことなく普通に観れた。ジャッキー・チェンとジェッ…

「シェルブールの雨傘」 1964

★★★☆☆ 兵役に行くことになった若い男は、恋人と兵役後の再会を約束して出発する。 普通に喋って時おり歌うのではなく、全てのセリフが歌になったミュージカル映画。無理矢理感のあるところもあったが、なかなか珍しい。映像もカラフルでおしゃれな雰囲気が漂…

「パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会」 2010

★★☆☆☆ 銀行強盗をして逃走する男が、パーティーを主催しようとしていた男をだまして家に上がり込む。 なかなか面白いストーリー。最初は銀行強盗が他人の家に上がり込んだはいいが、人の良い家主のペースに巻き込まれて、無理やりパーティーに参加させられる…