BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

★3

「チェ 28歳の革命」 2008

★★★☆☆ キューバ革命までのチェ・ゲバラの行動。 物語仕立てというよりもドキュメンタリー風に物語は展開される。なので正直誰とどこで戦っているのかの詳細に関する情報は断片的でよく分からない。 ただゲリラ戦で山の中を歩き回り、武器にも事欠く状況から…

「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」 2015

★★★☆☆ ストレスは健康に悪いもの、と当然のように考えているが、そうではないらしい。 ストレス自体が悪いのではなく、「ストレスは健康に悪いもの」という思い込み自体が健康や人生に悪影響を与えているという指摘は面白い。健康に悪いからとストレス解消し…

「寝ずの番」 2006

★★★☆☆ 大物落語家の死が近づき、弟子たちが集まる。 多くが通夜のシーンで占められている。故人の思い出話を語り、笑ったり、しんみりしたり、怒ったり。そんなことを故人のすぐ近くでしていると、死んでしまった人と共に笑ったり、泣いたりすることはもう出…

「もらとりあむタマ子」 2013

★★★☆☆ 実家に引きこもり、怠惰な日々を過ごす女。 無為な日々を過ごす娘に言いたいことはあるが、ぐっと堪える父親。心の何処かでは娘と暮らせることを喜んでもいる。康すおんがそんな父親を味わい深く演じている。 そしてそんな状況に甘えて、ずるずると暮…

「ストロベリーショートケイクス」 2006

★★★☆☆ イラストレーターとその同居人のOL、デリヘル嬢と電話受付係、4人の女性の日常。 4人それぞれの生き方がリアル。特にもっとも平凡な役柄、中越典子演じるOL。こういう人ってたまにいて、そういうキャラクターを演じているんだろうな、って思っていたけ…

「アテンション 「注目」で人を動かす7つの新戦略」  2016

★★★☆☆ 注目を集めるための戦略を紹介する本。 「いいものを作れば、お客は来る」ーそう無邪気に信じている人が多すぎる。 p11 今の世の中は様々な人や企業が注目を集めるために血眼になっている。そんな中でただ人々が気付いてくれるのを待っているようでは…

「FLOW ON THE CLOUD」 2017

真心ブラザーズ ★★★☆☆ 音はシンプル、詞もフレーズとしてはシンプルだけど、全体としては難解。アルバムを通して硬派な印象を受けるが、そんな中でもどこかリラックスした余裕も感じる。 真心ブラザーズ「レコードのブツブツ」 (ショートVer.) 01. レコー…

「シモーヌ」 2002

★★★☆☆ 主演女優に降板され、代役も立てられない映画監督が、CGで作った女優を使って映画を完成させる。 たった一作で爆発的な人気になる女優ってリアリティーがない。しかもそれがCGなんてなおさら。まぁこのあたりは基本コメディーの映画で言ってもしょうが…

「バイオハザードII アポカリプス」 2004

★★★☆☆ ウィルスが蔓延し、ゾンビ化する人々の中に取り残された者たちが脱出を図る。 とりあえずミラ・ジョヴォヴィッチが美人でセクシーなので観ていられる。それにしても登場する女性キャラが薄着すぎ。まぁアリなんだけど。 クライマックスで実験のために…

「アイネクライネナハトムジーク」 2014

★★★☆☆ ボクシングヘビー級チャンピオンの周辺で起きる出来事を描いた連作短編集。 大きな事件も悲惨な出来事も起こらない、ちょっとした日常に起きた小さな出来事を、いつものようにうまく関連付けながら描いている。今回は女性が結婚すると名字が変わること…

「夏の終り」 2013

★★★☆☆ 妻子ある男と長年暮らす女の前に、かつて付き合っていた男が現れる。 断片的なシーンが続き、登場人物たちはぼそぼそと語り、なかなか状況が読み取れなかったが、次第に彼らの置かれた状況が浮かび上がってくる。 いつまでも続けられるわけない関係を…

「キスキス、バンバン -L.A.的殺人事件」 2005

★★★☆☆ ひょんなことから役者のオーディションに受かってしまった泥棒が、役作りのために探偵と行動を共にするなかで、事件に巻き込まれていく。 序盤と事件の展開が分かりづらかった。無駄に台詞も多いし。恐らくジョークを詰め込んでいるのだろうが、セリフ…

「マクベス」 1606

★★★☆☆ 敵を蹴散らした将軍が主君のもとに戻る途中、魔女たちから予言を聞く。 声に出して読んでみたら気持ち良さそうなセリフが並んでいる。普通にこんなセリフを使ったら何を大仰な、と思ってしまうが、舞台でなら映えるのだろうな。 将軍を唆す魔女たちも…

「アフロ田中」 2012

★★★☆☆ 高校の同級生の友人達と、誰かが結婚する時は集まって互いの彼女を紹介し合おうという約束をするが、彼女がいない主人公は焦って恋人を探し始める。 どんなときもどこか自分を第三者の目で見ている独特な雰囲気を持つ主人公。彼女を作るにも逆算して細…

「ウォーリー」 2008

★★★☆☆ 汚染が進んだ地球から人類が脱出した後も、黙々と仕事を続けるロボットがある日、探査にやって来たロボットと出会う。 ロボットたちの物語ということで、ほぼセリフ無しで前半は展開されるが、それでもストーリーが理解できてしまうのがうまい。そして…

「考える技術・書く技術 -問題解決力を伸ばすピラミッド原則 」 1999

★★★☆☆ ビジネス上で作成する文書の構成方法について書かれた本。 著者は文書は導入部とピラミッド構造の構成で文書を作成するよう説く。常にこの構成を意識することで相手に自分の考えを上手く伝えることができ、また、書く前に自身の考えが足りない部分に気…

「蜘蛛巣城」 1957

★★★☆☆ 謀反を鎮圧した武将が、主君への報告に戻る途中で森で老婆に出会い、予言を聞く。 エンターテイメントというよりも心理描写を描いたサスペンスといった趣。旦那をそそのかし操る妻が怖い。怖気づき迷っている主人公に決意を促すように、妻が思わせぶり…

「アイアンマン」 2012

★★★☆☆ 軍需産業のトップの男が、アフガニスタンでテロリストに襲撃され、拉致されてしまう。 面白くはあったんだけど、よく考えると身内同士の戦いなんだよな。社内の権力争いのような印象で、ヒーロー感はあまりなかった。受け身の戦いでもあるし。とはいっ…

「新訳 地下室の記録」 2013

★★★☆☆ 引きこもり生活を続ける男が、過去のある出来事を綴る。 若き日の主人公の行動が読んでいて痛々しい。他人を見下しており、勝手に激怒して相手すら気づかないような復讐をしたり、決意した行動を結局行わなかったり。従僕人を手懐けられず、娼婦相手に…

「リリイ・シュシュのすべて」 2001

★★★☆☆ イジメられている中学生は、あるミュージシャンの音楽を聞くことで日々をやり過ごしている。 田んぼが広がる田舎の美しい風景と、そこで繰り広げられる残酷な現実。同じ部活の仲間だった中学生たちがイジメにより関係が変化していく。そのきっかけは沖…

「小商いのはじめかた 身の丈にあった小さな商いを自分ではじめるための本」 2014

★★★☆☆ 綿密なマーケティングを行い、明確なヴィジョンを定め、経営計画を建ててからビジネスを始めるのではなく、肩肘張らない小さなビジネスの紹介。 本の中で様々な小商いを行っている人たちの経緯などが紹介されるが、つくづく実感するのはとにかく始めな…

「青春の門」 1981

★★★☆☆ 炭鉱の町で義理の母親に育てられた男の物語。 主人公の話というよりも、主人公を通して見た炭鉱の町の人々の話。にしても炭鉱の町の人々は荒々しい。顔も体も真っ黒にしながら懸命に生きる。そして不満があれば命を懸けて戦う。高倉健が何かのインタビ…

「フローズン・グラウンド」 2013

★★★☆☆ アラスカで立て続けに変死体が見つかり、州警察は監禁から逃れ保護された一人の女性に協力を求める。 女性が明らかに何らかの事件に遭っていて、犯人まで伝えているのに全く動こうとしない警察が酷い。女性の素性など言い訳の余地はあるのかもしれない…

「仕事は楽しいかね?」 2001

★★★☆☆ 雪のため空港で一夜を過ごすことになってしまった、しがない会社員の男が、富豪の老人と知り合い教えを受ける。 男が老人と会話をすることで、仕事、人生に関わることを学んでいくという寓話的な内容。正直、こういうタイプの本って、示唆する内容を読…

「日々ロック」 2014

★★★☆☆ 上京してバンド活動を行う男が、アイドルと出会う。 主役の男が、普段は不器用だけど、ステージに立つと人が変わって全てをさらけ出す、なら分かるけど、普段から普通じゃないから、普通じゃない人間の物語を見させられているような気分になる。何でず…

「ジャッキー・コーガン」 2012

★★★☆☆ 賭場が襲われた組織は殺し屋を派遣し、解決を図る。 荒涼と荒れ果てた住宅地から物語は始まる。大金にありつきたい男と、彼に誘われたなぜか大量の犬を連れた世の中舐めたような男。二人の若者による賭場強盗が実行される。 主演のブラッド・ピットは…

「健康男: 体にいいこと、全部試しました!」 2013

★★★☆☆ 世界一の健康体になるために、様々な健康法を試す著者。 胃、心臓、耳など体を各パーツに分けて、毎月一箇所ずつ集中して取り組んでいく著者。結構設定が雑で、どうしてその健康法を選んだのか、かなり曖昧。ただ、毎日のように健康にはアレが良い、コ…

「どつぼ超然」 2010

★★★☆☆ 飄然としたいと風光明媚な温泉地に移り住んだ男。 飄然と、超然とするために、修行のような心持ちで男は出かけていく。そうは言いながらも、何かを見つけては過剰な妄想を膨らまし、誰かを見ては勝手に想像し、心の中は乱れに乱れている。そして、思い…

「マリリン 7日間の恋」 2011

★★★☆☆ 「王子と踊子」の撮影の為、イギリスにやって来たマリリン・モンローと、第三助監督として参加した青年の恋。 マリリンを演じたミシェル・ウィリアムズはよく似ていた。似ているだけに似ていない部分が気になるが、悪くなかった。 情緒不安定でなかな…

「マインドセット「やればできる! 」の研究」 2016

★★★☆☆ ”マインドセット”とは「心のあり方」。ひとは、人間の能力は固定的だと信じる硬直マインドセットを持った人と、人間の基本的資質は努力次第で伸ばすことができると考えるしなやかマインドセットを持った人の2種類に分けられる。 予想どおり、しなやか…