BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

★3

「グロリア」 1980

★★★☆☆ 監督/脚本 ジョン・カサヴェテス マフィアを裏切り一家の命を狙われる男の妻から子どもを託された女。 とりあえずジーナ・ローランズの配役が成功している。ちょうどいい年齢。これより年上でも年下でも違う要素が入ってきてしまう。若くはないけどま…

「アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち」 2011

★★★☆☆ 監督・脚本 サム・レヴィンソン 問題を抱えた息子二人を連れて、前夫との間の息子の結婚式に向かう女。 みんながみんな自分に必死で、相手を想いやれなかったり、想いやりすぎたり。バランスをとるのはいつも難しい。しかしアメリカ人は社交的であろう…

「英雄の証明」 2012

★★★☆☆ 監督/製作/出演 レイフ・ファインズ シェイクスピアの悲劇「コリオレイナス」を原作に舞台を現代に置き換えた作品。誇り高い将軍がその傲慢さのために民衆から追放される。 シェークスピアの戯曲のセリフをほぼそのまま使っているようで、現代劇なの…

「ごはんぐるり」 2013

★★★☆☆ 食に関するエッセイをまとめた本。 ・・・口の中が甘いと、人間って、なんだか柔らかな顔になるような気がする。 p.21 美食やグルメといったことではなく、著者は食べることによりそれがその人の血と肉になることや、表情を緩ませること、みたいな食の…

「感情で釣られる人々 なぜ理性は負け続けるのか」 2016

★★★☆☆ タイトル的に行動経済学的な話かと思っていたら、ほぼ政治的な話が中心だった。それは著者が政治社会学者なんだから、プロフィール見て気付けよって話なんだけど。ただそういった視点で社会や政治を見ていくというのも面白い。 p.126 労働力として大量…

「シャンハイ」 2010

★★★☆☆ 監督 ミカエル・ハフストローム 上海で友人を殺されたアメリカ人がその犯人を追う。 映画の雰囲気としては悪くないけどストーリーはよく分からなかった。それぞれ思惑はあるが結局皆、愛を取ったってことか。 日本人がかなり悪者になっているけど、映…

「脳は、なぜあなたをだますのか 知覚心理学入門」 2016

★★★☆☆ 知覚が起こす錯覚、人が理性的に振舞っているようで実はそうでないことが分かる実験の結果や事例を紹介する。 選挙は候補者の顔でほぼ決まる、とか空腹や疲れを感じていると人に対して厳しくなる、とかなかなか興味深い話が出てくる。 中でも興味深か…

「ウェルカム トゥ コリンウッド」 2003

★★★☆☆ 監督・脚本 アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ 終身刑の男から聞き出した儲け話を実行するために男たちが集結する。 あらすじ聞くとまるでオーシャンズ11みたいな話だが、この映画で集まる面々は見るからに駄目な人間たち。計画がことごとくうまく…

「蛇にピアス」 2008

★★★☆☆ 自分の舌をスプリットタンにするため、まずはピアスを開けた女は刺青にも興味を抱く。 これはR-15だわ、って内容。まぁこういう映画があってもいい。子供から大人まで楽しめる映画ばかりじゃつまらない。 映画は面白くはあったんだけどラストがいまい…

「ソロモンの偽証 後篇・裁判」 2015

★★★☆☆ 監督 成島出 子どもたちの行う裁判にみんな真剣に付き合っているのがなんかリアリティがない。これを受け入れられないとこの映画はつらいかも。その裁判の結末も予想通り新たな事実が明るみになるというよくあるパターン。そんなムキになること無かっ…

「バケモノの子」 2015

★★★☆☆ 監督/脚本/原作 細田守 家を飛び出した子どもがバケモノの世界で生きる。 「おおかみこどもの雨と雪」との共通点。学びたいという学習意欲、そこで少女と出会う、ケモノ。監督はケモノ好きなんだろうか。 序盤の師匠と弟子の様子を描いたあたりは面…

「ソロモンの偽証 前篇・事件」 2015

★★★☆☆ 監督 成島出 自殺として処理された不審な中学生の死。事件にまつわる怪文書が関係者に送付される。 どう考えても自殺なんだよなぁと思ってるので、真相が知りたいとか言われてもあまりこっちは気分は盛り上がらない。しかし出てくる中学生役たちが何か…

「バトル・オブ・シリコンバレー」 1999

★★★☆☆ 監督 マーティン・バーク スティーブ・ジョブスとビル・ゲイツのPC隆盛期の物語。 スティーブ・ジョブスがヤバイ性格だっていうのは知っていたけど、ビル・ゲイツも相当だったんだな。やっぱりただの秀才だけじゃ大物にはなれない。えげつないことやハ…

「甘い復讐」 2014

★★★☆☆ 短編集。 表題作は、思い込みが激しく、過剰に反応して、勝手に怒り狂い、残酷な仕打ちをして一人で笑っている、ひとりよがりの復讐。仇討みたいに皆が共感できるものではなく、どちらかというとなんでそこまで怒ってるのって思うような。実際はそれな…

「エイプリルフールズ」 2015

★★★☆☆ 幾つかの別の物語がつながっていく。けどその幾つかの物語が至って平凡な有りがちな話だったのが残念。面白かったのは寺島進の話ぐらい。ただそれらの話をまとめていく流れはなかなかうまく出来ていたと思う。 監督 石川淳一 出演 戸田恵梨香・松坂桃…

「ホットロード」 2014

★★★☆☆ 監督 三木孝浩 母親の愛情を感じられない少女が一人の男と出会う。 干されている能年玲奈だがやはり存在感がある。彼女のおかげで映画がもっているとも言える。ただこの存在感は若さゆえの一瞬のものなのか、それとも今後も放ち続けるものなのかは分か…

「シリアナ」 2006

★★★☆☆ 監督/脚本 スティーヴン・ギャガン 正直良く分からなかった。ただ原油に関する事柄は複雑怪奇でヤバイということはよく分かった。結局、中東は原油が取れるから今の状況を招いている。アメリカだって理想だけでわざわざ軍隊率いて他国に介入するわけ…

「佐渡の三人」 2012

★★★☆☆ 著者 bookcites.hatenadiary.com 祖父や親類の納骨に佐渡に向かう三人。身内の死に悲しむでもなく、佐渡への小旅行に浮き浮きするわけでもなくフラットな主人公たち。淡々としながらも突っ込みどころのある面白いシーンは逃さず、だけど盛り上がるわけ…

「るろうに剣心 京都大火編」 2014

★★★☆☆ アクションとしては悪くないんだけど。前編感が強い。前編でもいいけど、一本の映画としてのまとまりも欲しかった。 監督/脚本 大友啓史 原作 るろうに剣心全28巻 完結セット (ジャンプ・コミックス) 作者: 和月伸宏 出版社/メーカー: 集英社 発売日:…

「ナポレオン・ダイナマイト」 2004

★★★☆☆ 面白いんだけど、ちょっと淡々としすぎていて辛くもあった。 監督/脚本 ジャレッド・ヘス 出演 ジョン・ヘダー/アーロン・ルーエル/ジョン・グリース/エフレン・ラミレッツ/ティナ・マジョリーノ ナポレオン・ダイナマイト (字幕版) 発売日: 2013…

「トロン」 1982

★★★☆☆ 作られた時代を思えば良く出来ているのかもしれないけど。寒色系の色使いがちょっとつらかった。 監督/脚本 スティーブン・リズバーガー 出演 ジェフ・ブリッジス/ブルース・ボックスライトナー/デビッド・ワーナー トロン:オリジナル(字幕版) 発…

「テルマエ・ロマエII」 

★★★☆☆ ローマと日本を行ったり来たりで、詰め込み過ぎな感。そしてネタ的に厳しいというか、ネタバレしているというか、予想通りというか。 監督 武内英樹 原作 テルマエ・ロマエI<テルマエ・ロマエ> (ビームコミックス) 作者: ヤマザキマリ 出版社/メーカー…

「幾千の夜、昨日の月」 2011

★★★☆☆ 満天の星空を見たら、何か陳腐な事を言いたくなるが、そこを素直に、特に何も感じないと言ってしまえるところが、著者の誠実さを表していると感じた。 著者 角田光代 幾千の夜、昨日の月 (角川文庫) 作者: 角田光代 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書…

「フォーエヴァー・ヤング 時を越えた告白」 1993

★★★☆☆ 極秘だったとはいえ、親友が死んでしまったとはいえ、戦争が勃発したとはいえ、それでもほったらかしにされたのが、全然納得できない。勝手な実験ではなく、ちゃんとした手続きの上で行われたわけだから。みんな忘れてしまうなんてありえない。恋人も…

「ある子供」 2005

★★★☆☆ 子どもをネグレクトしたり、虐待してしまうくらいなら、子供が欲しい夫婦に渡してしまってもいいのかもって思った。 監督/脚本/製作 ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ 出演 ジェレミー・レニエ/デボラ・フランソワ ある子供(字幕版) 発売日: …

「猫の恩返し」 2002

★★★☆☆ 何にも悪い事してないっていうか、良い事したのに、なんでこんな目にあってるの?そして、そこに行って帰ってきただけ。 監督 森田宏幸 原作 バロン―猫の男爵 (Animage comics special) 作者: 柊あおい 出版社/メーカー: 徳間書店スタジオジブリ事業本…

「ミート・ザ・ペアレンツ」 2000

★★★☆☆ コメディのロバート・デ・ニーロの顔芸は笑える。 そして必死に彼女の両親に気に入られようとしているベン・スティラーを見ていたら、笑えるんだけど心が痛くもある。 監督/製作 ジェイ・ローチ 製作/出演 bookcites.hatenadiary.com 製作総指揮 boo…

「死刑台のエレベーター」 2010

★★★☆☆ 玉山鉄二演じる警官役が、都合よく使われてしまっていて、キャラとして一貫性がない。罪悪感を感じてない風だったのに、他人が容疑者となったら安心したり、刑事に詰め寄られたら涙を流して反省したり。ストーリーを展開させるためだけに存在している…

「ルック・バック・イン・アンガー」 2012

★★★☆☆ 時々怪しい文体があるけど、これってわざとなのかな。石原慎太郎の真似?石原慎太郎を読んだことがないからわからない。 著者 bookcites.hatenadiary.com ルック・バック・イン・アンガー (祥伝社文庫) 作者: 樋口毅宏 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日…

「ダイオウイカは知らないでしょう」 2010

★★★☆☆ ちゃんと短歌でも二人の個性が現れている。 著者 bookcites.hatenadiary.com せきしろ ダイオウイカは知らないでしょう (文春文庫) 作者: 西加奈子,せきしろ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/02/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件)…

「ジェシー・ジェームズの暗殺」 2007

★★★☆☆ アメリカ人なら、ある程度の知識を前提として持っているのかもしれないが、全然知らなかったので、ストーリーが今イチ理解できなかった。 ただ、よく分からないなりに得体のしれない悪党だっていう事が、ブラッド・ピットの演技を通して伝わってきた。…

「スパルタカス」 1960

★★★☆☆ キューブリックの作品だからと身構えて観たけど、普通にすんなりと観られる史劇だった。 昔の映画は本物の人間を大量に使っていたりして、CGとは違ってすごい迫力がある。 監督 bookcites.hatenadiary.com 製作総指揮/出演 カーク・ダグラス 出演者…

「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」 2014

★★★☆☆ いい加減、ドラマありきの映画とかやめて欲しい。映画だけを見てもわからないところがあるとか。本筋ではないところでならまだいいけども。 監督 星野和成 原作 【映画化原作】ケルベロスの肖像 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 作者: 海堂尊 …

「夜の国のクーパー」 2012

★★★☆☆ いろんな比喩が詰まっているんだろうけど、読んでてちょっとしんどかった。 著者 bookcites.hatenadiary.com 夜の国のクーパー (創元推理文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2015/03/19 メディア: 文庫 この商品を含むブログ…

「マスク」 1994

★★★☆☆ カートゥーン的な動き。いつものジム・キャリーの、くどさを感じる演技。もう少し変身後の顔を愛嬌のあるものにすればよかったのに。 よくある時限爆弾のくだりも、こういう解決の方法は面白かった。 監督/製作総指揮 チャールズ・ラッセル 出演 ジム…

「ロシアン・ルーレット」 2010

★★★☆☆ ただ単純にロシアンルーレットをやっているだけで、大きなドラマがなかった。ドキュメンタリーでやっても、こんな感じになりそう。 ジェィソン・ステイサムにもっと仕事をさせてほしかった。もったいない。 監督/脚本/製作総指揮/編集 ゲラ・バブル…

「スピード・レーサー」 2008

★★★☆☆ テンポがいい。 監督/脚本/製作 アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー 出演 エミール・ハーシュ/クリスティーナ・リッチ/マシュー・フォックス/スーザン・サランドン/ジョン・グッドマン/真田広之 スピードレーサー (字幕版) …

「マイ・ルーム」 1996

★★★☆☆ やはり若い頃のディカプリオは美しい。今じゃ普通のおっさんだけど。 それぞれを描ききれなかった印象。 監督 ジェリー・ザックス 原作 マーヴィンの部屋 作者: スコット・マクファーソン,松本永実子 出版社/メーカー: 而立書房 発売日: 1998/03/25 メ…

「でーれーガールズ」 2011

★★★☆☆ 設定がきついし、ラストもアレなんだけど、地方の高校生の雰囲気はよく描かれている。久しぶりに自分の地元を巡ってみたくなった。 著者 原田マハ でーれーガールズ (祥伝社文庫) 作者: 原田マハ 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2014/10/10 メディア…

「うさぎドロップ」 2011

★★★☆☆ 突然他人の子を育てるって事で、子供がいない人でも感情移入しやすい構図。結婚してなくても彼女いなくても。 芦田愛菜は別格の演技のうまさだ。 監督/脚本 SABU 原作 うさぎドロップ 1巻 (FEEL COMICS) 作者: 宇仁田ゆみ 出版社/メーカー: 祥伝社 発…

「ヒース・レジャーの恋のからさわぎ」 1999

★★★☆☆ かなりベタな展開の映画だけどそこそこ笑えたし、そこそこ楽しめた。気楽に見るにはいい。 監督 ジル・ジュンガー 原作 じゃじゃ馬ならし・空騒ぎ (新潮文庫) 作者: シェイクスピア,福田恒存 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1972/01/29 メディア: 文…

「日本海大海戦」 1969

★★★☆☆ 日本海大海戦とか言いながら、そんなに海戦が丁寧に描かれていないのが残念。 確かにそこに至るまでの流れや、日本人の想いや焦りを描くのは大事なことかもしれないが。あの見劣りのしない素晴らしい特撮技術があるならなおさらそこが残念。 ちなみに…

「サイドカーに犬」 2007

★★★☆☆ サイドカーの犬が想像していたのと違う映像だった。もっと悟ったような顔をしていて欲しかった。 監督 根岸吉太郎 原作 猛スピードで母は (文春文庫) 作者: 長嶋有 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2005/02 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 50…

「劔岳 点の記」 2009

★★★☆☆ 映画「八甲田山」的な厳しい山を撮りたかったんだろうな。ちょっとドラマが足りなかった。意外とあっさり登れちゃった印象。 監督/脚本/撮影 木村大作 原作 劒岳 〈点の記〉 (文春文庫) 作者: 新田次郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2006/01/1…

「北のカナリアたち」 2012

★★★☆☆ 吉永小百合ってこういう映画にも出るんだね。 タイトルもあるけど、てっきり厳しい自然の中でもたくましく生きる人々、みたいな映画を想像してしまっていた。ヒューマンドラマ的な。 監督 阪本順治 原案 往復書簡 (幻冬舎文庫) 作者: 湊かなえ 出版社/…

「成功する人は缶コーヒーを飲まない 「すべてがうまく回りだす」黄金の食習慣」 2011

★★★☆☆ 食べ物に注目してこういう事を語られる事は、あまり無かった気がするので意義がある。なんでもかんでも食べ物のせいにしてはいけないけど。 ただ、最近意識して食生活を変えてみてるんだけど、特に効果が感じられないんだよなぁ。そして最終的には、結…

「極道の妻たち」 1986

★★★☆☆ 監督 五社英雄 出演 岩下志麻/かたせ梨乃/佳那晃子/竹内力/清水宏次朗/家田荘子/内藤やす子/不破万作/松尾和子/小松政夫/佐藤慶/成田三樹夫/汀夏子/藤間紫/世良公則 極道の妻たち [DVD] 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) 発…

「ツレがうつになりまして。」 2011

★★★☆☆ 監督 佐々部清 原作 ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫) 作者: 細川貂々 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/07/03 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫) 作者: 細川貂々 出版社/メー…

「風俗行ったら人生変わったwww」 2013

★★★☆☆ あんまりいい話でもないような。 最後のジャンプ、別に必要もないのに試すところが気に入らない。生まれ変わる的な意味を込めてるんだろうけど。 監督/脚本/編集 飯塚健 原案 風俗行ったら人生変わったwww 作者: @遼太郎 出版社/メーカー: 小学館 発…

「マスターの教え」 2001

★★★☆☆ 想像していたのと違って、スピリチュアルな話だった。 よくある自己啓発的な内容を、そっち方面寄りに書いたという感じ。これ女性向けに書き直したら、もっと売れそう。 著者 ジョン・マクドナルド マスターの教え 文庫版 作者: ジョン・マクドナルド,…