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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「佐渡の三人」 2012

★★★☆☆ 著者 bookcites.hatenadiary.com 祖父や親類の納骨に佐渡に向かう三人。身内の死に悲しむでもなく、佐渡への小旅行に浮き浮きするわけでもなくフラットな主人公たち。淡々としながらも突っ込みどころのある面白いシーンは逃さず、だけど盛り上がるわけ…

「小さな会社のWeb担当者のためのHTML5/CSS3とWeb技術の常識」 2014

★★★★☆ webの初歩として、初心者にとってはよくまとめられている。これを読んだからと言って、何か作れるわけではないが、何をすればいいかが分かる。 ただ初版とはいえ誤字・脱字などが多く見られて、かなり残念。 著者 H2O SPACE 小さな会社のWeb担当者のた…

「播磨灘物語」 1975

★★★★☆ 面白くって一気に読んでしまった。 けど、いまいち黒田官兵衛の凄さが伝わってこない。水攻めも大返しも秀吉がやったことになってるし。結局なんかやったっけ?って思ってしまった。最後の天下を取ろうとしたっていうのは、すごいと思うけど。 著者 司…

「ふがいない僕は空を見た」 2010

★★★★☆ なにか劇的な事が起こるわけではないかもしれないけど、生きていれば人生が好転することもあり得る。 著者 窪美澄 ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) 作者: 窪美澄 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2012/09/28 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 2…

「沈黙」 1966

★★★★☆ 誰の沈黙かと思ったら。すごいテーマを扱うな。 著者 遠藤周作 沈黙 (新潮文庫) 作者: 遠藤周作 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1981/10/19 メディア: 文庫 購入: 26人 クリック: 337回 この商品を含むブログ (263件) を見る 沈黙 (遠藤周作) - Wiki…

「7つの習慣」 1989

★★★★☆ 内面から始めて、外に働きかけていくというステップは説得力がある。 ただ現状の問題を正攻法ですべてを解決するには、時間がいくらあっても足りないような気がする。環境を変えたり、付き合う人を選ぶというのも大事なのかなと。 かなりいいことが書…

「仙台ぐらし」 2012

★★★★☆ 「3652」よりもちゃんとエッセーになっている気がする。やっぱり仙台に住んでいて、震災のことを書かないのは不自然だから正しいと思う。 著者 bookcites.hatenadiary.com 仙台ぐらし (集英社文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 集英社 発売日: …

「ジャイロスコープ」 2015

★★★★☆ 書下ろしの新作かと思ったけど短篇集で、幾つかはアンソロジーで読んだものがあった。ただ、最後の短編でまとめてくるあたりが伊坂幸太郎らしい。 著者 bookcites.hatenadiary.com ジャイロスコープ (新潮文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 新…

「中の人などいない @NHK広報のツイートはなぜユルい?」 2012

★★★★☆ 企業のツイッターは確かに、お知らせ的なものばかりだと鬱陶しく感じる。かといってユルく、と言っても担当者次第になってしまうので、それはそれで難しい。 ツイッター初期の担当者がいかに悩みながら、運用方法を確立させていったかが、よくわかる。…

「これだけは知っておきたい Webアプリケーションの常識」 

★★★★☆ ウェブアプリを作りたいけど、何をしていいかわからない人には、まず最初に読むといい本。いきなりhtmlとかphpの本を読むよりも。 何のためにそのプログラミング言語を学ばなければいけないかがよく分かる。 著者 藤本壱 これだけは知っておきたい Web…

「ロングテール‐「売れない商品」を宝の山に変える新戦略」 2006

★★★★☆ 発表されてから随分経つが、今読んでも全然古臭さを感じない。「ロングテール」の分析が深く、なるほどと思うことばかりで刺激的だ。 このようなロングテール現象を起こせないものは何があるのだろうか。不可能だと思っているようなことでも、アプロー…

「ルック・バック・イン・アンガー」 2012

★★★☆☆ 時々怪しい文体があるけど、これってわざとなのかな。石原慎太郎の真似?石原慎太郎を読んだことがないからわからない。 著者 bookcites.hatenadiary.com ルック・バック・イン・アンガー (祥伝社文庫) 作者: 樋口毅宏 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日…

「ダイオウイカは知らないでしょう」 2010

★★★☆☆ ちゃんと短歌でも二人の個性が現れている。 著者 bookcites.hatenadiary.com せきしろ ダイオウイカは知らないでしょう (文春文庫) 作者: 西加奈子,せきしろ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/02/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件)…

「夜の国のクーパー」 2012

★★★☆☆ いろんな比喩が詰まっているんだろうけど、読んでてちょっとしんどかった。 著者 bookcites.hatenadiary.com 夜の国のクーパー (創元推理文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2015/03/19 メディア: 文庫 この商品を含むブログ…

「1984年」 1949

★★★★☆ よくある反逆の仕方をするかと思っていたので、ああいう反逆の仕方はかなり意表を突かれた。でもあの方法によって、そんな事すらも反逆になってしまう世界の恐ろしさを感じることもできる。 しかし、よく考えられた世界だ。 著者 ジョージ・オーウェル…

「でーれーガールズ」 2011

★★★☆☆ 設定がきついし、ラストもアレなんだけど、地方の高校生の雰囲気はよく描かれている。久しぶりに自分の地元を巡ってみたくなった。 著者 原田マハ でーれーガールズ (祥伝社文庫) 作者: 原田マハ 出版社/メーカー: 祥伝社 発売日: 2014/10/10 メディア…

「サイドカーに犬」 2007

★★★☆☆ サイドカーの犬が想像していたのと違う映像だった。もっと悟ったような顔をしていて欲しかった。 監督 根岸吉太郎 原作 猛スピードで母は (文春文庫) 作者: 長嶋有 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2005/02 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 50…

「成功する人は缶コーヒーを飲まない 「すべてがうまく回りだす」黄金の食習慣」 2011

★★★☆☆ 食べ物に注目してこういう事を語られる事は、あまり無かった気がするので意義がある。なんでもかんでも食べ物のせいにしてはいけないけど。 ただ、最近意識して食生活を変えてみてるんだけど、特に効果が感じられないんだよなぁ。そして最終的には、結…

「マスターの教え」 2001

★★★☆☆ 想像していたのと違って、スピリチュアルな話だった。 よくある自己啓発的な内容を、そっち方面寄りに書いたという感じ。これ女性向けに書き直したら、もっと売れそう。 著者 ジョン・マクドナルド マスターの教え 文庫版 作者: ジョン・マクドナルド,…

「デビクロくんの恋と魔法」 2013

★★★☆☆ 著者 bookcites.hatenadiary.com デビクロくんの恋と魔法 (小学館文庫) 作者: 中村航 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2014/10/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 関連する作品 MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 DVD 通常版 出版社/メーカ…

「ドリアン・グレイの肖像」 1890

★★★☆☆ 著者 オスカー・ワイルド ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫) 作者: ワイルド 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2013/12/20 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (4件) を見る ドリアン・グレイの肖像 - Wikipedia 関連する作品 ドリア…

「PK」 2012

★★★☆☆ つながっている様な、つながっていない様なストーリーが面白い。タイムトリップのややこしい説明に若干萎えたが。 著者 bookcites.hatenadiary.com PK (講談社文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/11/14 メディア: 文庫 この…

「「糖質オフ! 」健康法 主食を抜けば生活習慣病は防げる!」 2012

★★★☆☆ 効用は分かったけど、実践は難しい。今まで主食にしていたものを食べるのを止めるのは。 おかずもそれを念頭に置いて味付けしているから、単体で食べるには味が濃いし。ごはん的役割のたんぱく質が登場すればいいんだけど。豆腐もなんか違うし。 そし…

「二十五の瞳」 2012

★★★☆☆ 著者 bookcites.hatenadiary.com 二十五の瞳 (文春文庫 ひ 26-1) 作者: 樋口毅宏 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2014/10/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「「女性の脳」からストレスを消す食事: 糖質制限をするだけで、女性特有の不安、イライラがスッキリ解消! 」 2012

★★★★☆ 著者 溝口 徹 「女性の脳」からストレスを消す食事: 糖質制限をするだけで、女性特有の不安、イライラがスッキリ解消! (知的生きかた文庫) 作者: 溝口徹 出版社/メーカー: 三笠書房 発売日: 2012/01/21 メディア: 文庫 クリック: 3回 この商品を含む…

「星やどりの声」 2011

★★★★☆ 著者 bookcites.hatenadiary.com 星やどりの声 (角川文庫) 作者: 朝井リョウ 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2014/06/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「梅棹忠夫 語る」 2010

★★★★☆ 内容とは関係ないけど、所々に太文字を使っているのがイラついた。ここ良いこと言ってますよ、って事なんだろうけどそんなの自分で判断するから。 著者 梅棹忠夫 聞き手 小山修三 梅棹忠夫 語る (日経プレミアシリーズ) 作者: 小山修三 出版社/メー…

「猫とあほんだら」 2011

★★★★☆ 著者 bookcites.hatenadiary.com 猫とあほんだら (講談社文庫) 作者: 町田康 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/07/15 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (7件) を見る 関連する作品 猫にかまけて (講談社文庫) 作者: 町田康 出版社/メーカー: …

「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」 2009

★★★☆☆ 著者 アリス・シュローダー 文庫・スノーボール ウォーレン・バフェット伝 (改訂新版)〈上・中・下 合本版〉 作者: アリス・シュローダー 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2014/12/26 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る // …

「善悪の彼岸」 1886

★★★☆☆ 下手に手をだしたら、訳が分からなくて正直つらかった。でもなんかポジティブな人なんだろうな、とは感じた。 著者 ニーチェ 善悪の彼岸 (光文社古典新訳文庫) 作者: ニーチェ 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2013/12/20 メディア: Kindle版 この商…

「臆病者のための億万長者入門」 2006

★★★☆☆ これ読んでも億万長者になれる気が全然しない。どちらかというと資産を守るためにはどうすればいいかって事に、重心が置かれている。そして手持ちのカードを確認し、状況を把握することが大事と。確かに臆病者には最適な守りではあるんだけど、億万長…

「続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法」 1995

★★★☆☆ 言うほど時間に困ってないので、あまり実践できそうもないけど、忙しい人は大変だなと。 時間の無駄を省くには、慣習を破っていかないといけない事がきつい。挨拶もなしに失礼な奴だとか、もてなしの心を迷惑そうに受け取りやがってとか、そんな相手の…

「思考の整理学」 1983

★★★☆☆ いい大学入って、意気揚々としている学生の気を引き締めるにはいいのかも。ただあまり自分にはおぉ、と思うような箇所は無かった。あと文体も少し読みにくく、謙虚な感じがない。 ただちゃんと思考する人は、まだPCが今みたいに普通になるよりもっと早…

「トリガール! 」 2012

★★★☆☆ こうやって百人以上の人間が、一つの目標に向かって何かに取り組む、っていうのはそれだけで熱いものを感じる。しかもたった一回しかないチャレンジのために。 飛行中の、なかの二人のやり取りが面白い。ありがちな展開にならず、結局皆の関係がそんな…

「知性を磨く― 「スーパージェネラリスト」の時代」 2014

★★★★☆ 前半の長々と知性と知能の違いを説明するくだりは、若干くどく感じた。こんなに説明を要する読者を対象にしているんだったら、知性には知能も必要だって事も、同じくらい強調しておいた方がいいんじゃないかって心配になる。勘違いして感覚だけでモノ…

「論理的思考と交渉のスキル」 2003

★★★★☆ 交渉のスキルの箇所でなるほどな、と思ったのは、勝手に相手に期待しない、という事。こちらは誠実に対応しているのだから相手もそうであるべきとか、これだけ論理的に筋道立てて説明しているのだから納得するべき、とか勝手に相手に期待してしまいが…

「悪の出世学 ヒトラー・スターリン・毛沢東」 2014

★★★☆☆ 登場する三人の頭角の表し方は三者三様で、結局こういうのは、運とか巡り合せとか、不確実な要素によるところが大きいんだなという印象。もちろん、みんな野心は強かったのだろうけど。だから今、世に溢れている成功談も鵜呑みにしちゃダメだな。 ただ…

「アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために」 1999

★★★★☆ 心理学というよりもまるで自己啓発の本のよう。自分の人生なんだから自分の住みよい世界で自分のために生きなければならない。当たり前のことなんだけど、実際は誰かや何かのせいにして、不満を抱えて生きている。 この本を読むと自由な気分にさせてく…

「もういちど生まれる」 2011

★★★★☆ 「桐島、部活やめるってよ」の大学生版のような。 無邪気な高校生とは違い、彼らはこの後続く人生を意識している。このぐらいから自分がどのような人生を歩むのかが見えてくる。みんな一緒だと思っていた高校生とは違い、それぞれの人生が。 bookcites…

「告白」 2005

★★★★☆ 自分は人とどこか違っていると違和感を感じ、皆と同じように出来ないことにコンプレックスを抱き、自分に言い訳しながらやけになって生きる。でもどこかで皆と同じように生きなければと思いつつも、もう手遅れだと後悔もしている。長い話で何と言って…

「ETF投資入門」 2010

★★★★☆ ETF上場投資信託って事は知っていたが、その仕組みはよく分からなった。市場でどのように基準価格を保てるのか、とか非上場信託の違い、とか。そのあたりはこれを読むことでよく分かった。 ただ、後半のアセットアロケーションの説明は相当雑。組み合…

「テキヤはどこからやってくるのか? 露店商いの近現代を辿る」 2014

★★☆☆☆ このタイトルに興味があったので手に取ってみたが、どちらかというと副題の方にページが割かれている。まぁ新書はメインタイトルで読者を釣って、副題で本の内容を伝えることが多いので仕方がないが。 個人的にはどこから来て、普段何をやっていて、ど…

「デザイン思考が世界を変える」 2009

★★★☆☆ 正直そんなに感心するような話はなかった。日本で言ったら”カイゼン”なのかな。それをモノづくりからではなく、デザイン側から見て全体のサービスも含めて思考していく。 おそらく日本人はものづくりという職人的な立場からものを考えるのは得意でも、…

「スピンク日記」 2011

★★★☆☆ 意識しているのだろうが「吾輩は猫である」のよう。この形式は動物の目線で物事を見るというだけではなく、自分がどう見えているかを客観視することでもあるんだな、と気付いた。自己分析とかに活用できそう。 吾輩は猫である 作者: 夏目漱石 発売日: …

「漁港の肉子ちゃん」 2011

★★★★☆ 肉子ちゃんて・・って、そのネーミングに若干引いてしまうが、いちいち人物描写しなくてもどんな容姿をしているか分かってしまうので、合理的ではある。 この肉子ちゃんのように深く考えずに楽しい時は全力で笑って、悲しい事には鈍感でいられたら人生…

「不合理だからうまくいく: 行動経済学で「人を動かす」」 2010

★★★★☆ 短期的な感情が、長期的に決定を支配するという話は興味深かった。冷静に合理的に判断できないまでも、せめて楽しい気分の時に心の広い決断をしたいものだ。 そう考えると、出来るだけ常に楽しい気分でいられるような環境に自分を置くことが必要だ。人…

「「超」整理法―情報検索と発想の新システム」 1993

★★★★☆ 最初の封筒を使ってのくだりは興味深い。パソコンについての話は今となっては全然役に立たないが、その思想は現在でも使える。20年でパソコンの世界はものすごい発展したんだと、この本の趣旨とは違うところで感心した。 まだパソコンが爆発的に普及・…

「哲学入門」 2014

★★★★☆ ちゃんと哲学に触れる機会もなかったので、哲学って孤高の立場で、言葉だけいじくりまわしているだけだって思っていたけど、随分と科学的な事に驚いた。科学の進化が哲学に影響を与えているなんて意外だった。 著者 戸田山和久 哲学入門 (ちくま新書) …

「祝福」 2010

★★★☆☆ 短編小説集と知らずに読み始めたので、油断して最初の短編を読み終わってしまっていた。 著者 bookcites.hatenadiary.com 祝福 (河出文庫) 作者: 長嶋有 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2014/01/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件)…

「物語 財閥の歴史」 2014

★★★☆☆ 開国して日本が世界と伍するためには、財閥のような存在が必要だった。そんな財閥にも紆余曲折があり、生き残るものもあり、消えてなくなってしまうものがあったと。 そしてその影響が、現在の日本企業の特殊性となっている。正直それがいい事なのか、…