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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「聖なる怠け者の冒険」 2013

★★★☆☆ 週末は怠けて暮らすことを日課としている男が、正義の味方として活躍する謎の男に2代目を継ぐようつきまとわれる。 怠けることは非難されがちだが、こうやって開き直ってそれを正当化しようとするのは面白い。意識高い系の怠け者というか。非難するの…

「影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか」 2014

★★★★☆ タイトルがピンと来ないが、どのような要因で人は頼み事や要求を受け容れるのか、人が承諾を与える心理を分類し、解説したもの。 営業をやっている人ならこれを一通り読めば、きっと良い結果を出せるようになるだろうな、って感じさせるよくまとまった…

「あなたの知らない脳 意識は傍観者である」  2016

★★★★☆ 自分が何かしようと意識した時には、すでに脳は無意識下でそれを知っていて、それに備えて全身に指令を送っている。ということは、何かしようと意識することは、既に無意識下では決まっていたことになる。自分のコントロール下にあると思っていた「私…

「夜と霧」 1946

★★★★☆ 著者 ヴィクトール・E・フランクル ナチスの収容所に収容され、生き延びた心理学者の体験記。 何度か心理学関係の本で取り上げられていたので読んでみた。アウシュヴィッツをはじめとする収容所の中での話。収容された人たちが人間として扱われず、そ…

「何者」 2012

★★★★☆ 就活対策のために集まった男女がそれぞれ思いを抱えながら、内定を得るために奮闘する。 なかなか心に痛い小説だった。内定を得るよりも断られることの方が多いという、人生でほとんど経験することのない経験をしながらも、それでもそう簡単に止めるこ…

「春琴抄」 1933

★★★★☆ 著者 谷崎潤一郎 盲目の三味線の師匠の女に仕える弟子の男。 プライドの高い女。元々の性格や育った環境にその原因はあるのだろうが、一番の原因は男だろうな。気位が高くても人生が進むにつれ人は性格が丸くなっていくものだけど、男がそれをさせなか…

「たった2日でわかるLinux」 2014

★★★★☆ 2日でわかると言っているが、事前準備として前日に1時間あてているし、1日目の想定時間が6時間ほど取られていて、本気で集中力を持って取り組まないと厳しい。とは言っても必要に迫られている人でない限り、絶対に2日で取り組まなきゃいけない必然性は…

「バイ貝」 2012

★★★★☆ 私は激怒した。馬鹿か。少しは自分の脳を使え。なにを弛緩しきって、考えたことを思いついたことをそのまま外界に垂れ流しているのだ。 p193 カネを稼ぐ事で蓄積された欝を発散させるため、鎌を買いに出かける。 景気の悪いお金の話を延々とされると、…

「ごはんぐるり」 2013

★★★☆☆ 食に関するエッセイをまとめた本。 ・・・口の中が甘いと、人間って、なんだか柔らかな顔になるような気がする。 p.21 美食やグルメといったことではなく、著者は食べることによりそれがその人の血と肉になることや、表情を緩ませること、みたいな食の…

「百年の孤独」 1967

★★★★☆ 著者 G・ガルシア・マルケス ある村を創設した一族の百年に及ぶ物語。 百年もあれば子供が生まれて、さらにその子供が生まれてってあるんだけど、その子どもたちの名前がほとんど同じ名前の使い回しでそこが最初戸惑った。でも、それを乗り切れば一気…

「感情で釣られる人々 なぜ理性は負け続けるのか」 2016

★★★☆☆ タイトル的に行動経済学的な話かと思っていたら、ほぼ政治的な話が中心だった。それは著者が政治社会学者なんだから、プロフィール見て気付けよって話なんだけど。ただそういった視点で社会や政治を見ていくというのも面白い。 p.126 労働力として大量…

「脳は、なぜあなたをだますのか 知覚心理学入門」 2016

★★★☆☆ 知覚が起こす錯覚、人が理性的に振舞っているようで実はそうでないことが分かる実験の結果や事例を紹介する。 選挙は候補者の顔でほぼ決まる、とか空腹や疲れを感じていると人に対して厳しくなる、とかなかなか興味深い話が出てくる。 中でも興味深か…

「死神の浮力」 2013

★★★★☆ 著者 bookcites.hatenadiary.com 娘を殺された夫婦が、犯人への復讐を企てる。 「死神の精度」の続編。死神がいる時点で主人公がほぼ死ぬということが分かっていて、それでいて死ぬ日が決まっているのでそれまでは死なないということも分かっている、…

「甘い復讐」 2014

★★★☆☆ 短編集。 表題作は、思い込みが激しく、過剰に反応して、勝手に怒り狂い、残酷な仕打ちをして一人で笑っている、ひとりよがりの復讐。仇討みたいに皆が共感できるものではなく、どちらかというとなんでそこまで怒ってるのって思うような。実際はそれな…

「佐渡の三人」 2012

★★★☆☆ 著者 bookcites.hatenadiary.com 祖父や親類の納骨に佐渡に向かう三人。身内の死に悲しむでもなく、佐渡への小旅行に浮き浮きするわけでもなくフラットな主人公たち。淡々としながらも突っ込みどころのある面白いシーンは逃さず、だけど盛り上がるわけ…

「小さな会社のWeb担当者のためのHTML5/CSS3とWeb技術の常識」 2014

★★★★☆ webの初歩として、初心者にとってはよくまとめられている。これを読んだからと言って、何か作れるわけではないが、何をすればいいかが分かる。 ただ初版とはいえ誤字・脱字などが多く見られて、かなり残念。 著者 H2O SPACE 小さな会社のWeb担当者のた…

「残り全部バケーション」 2012

★★★★☆ 著者 bookcites.hatenadiary.com 残り全部バケーション (集英社文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/12/17 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (11件) を見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「できるかなV3」 2003

★★★★☆ 著者 bookcites.hatenadiary.com できるかなV3 (角川文庫) 作者: 西原理恵子 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2008/03/25 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 20回 この商品を含むブログ (16件) を見る // 関連する作品 できるかなリターンズ (SPA…

「戦略がすべて」 2015

★★★★☆ 著者 瀧本哲史 戦略がすべて (新潮新書) 作者: 瀧本哲史 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/12/16 メディア: 新書 この商品を含むブログ (12件) を見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」 2013

★★★★☆ 著者 bookcites.hatenadiary.com 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (文春文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/12/04 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (2件) を見る 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼…

「時をかけるゆとり」 2014

★★★★☆ 著者 bookcites.hatenadiary.com 時をかけるゆとり (文春文庫) 作者: 朝井リョウ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2014/12/04 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (10件) を見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「ふくわらい」 2012

★★★★☆ 著者 bookcites.hatenadiary.com ふくわらい (朝日文庫) 作者: 西加奈子 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2015/09/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「蒲団」 1907

★★★★☆ 若い娘にはしゃぎながらも、抑えていい大人を演じるのが時代を感じるな。そう演じる自分に嫌気が差したり、人間味にあふれている。 著者 田山花袋 蒲団 作者: 田山花袋 発売日: 2012/09/27 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 蒲団 (小説)…

「正しい保健体育 ポケット版」 2015

★★★★☆ とんでもない大嘘に笑ってしまう。けどそれだけじゃなく、大事なこともちゃんと教えられたような気が。学校の授業で実際にこれ使っているのを想像したら、それだけで笑える。 著者 bookcites.hatenadiary.com 正しい保健体育 ポケット版 (文春文庫) 作…

「等伯」 2012

★★★★☆ 著者 安部龍太郎 等伯 上 (文春文庫) 作者: 安部龍太郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/09/02 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「民主主義」 

★★★★☆ 著者 織田作之助 民主主義 作者: 織田作之助 発売日: 2012/10/04 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「昨日・今日・明日」 1946

★★★★☆ 著者 織田作之助 昨日・今日・明日 作者: 織田作之助 発売日: 2012/09/13 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「僕の読書法」 

★★★★☆ 著者 織田作之助 僕の読書法 作者: 織田作之助 発売日: 2012/09/13 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「競馬」 

★★★★☆ 著者 織田作之助 競馬 作者: 織田作之助 発売日: 2012/09/27 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「好奇心」 1946

★★★★☆ 著者 織田作之助 好奇心 作者: 織田作之助 発売日: 2012/10/04 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「六白金星」 

★★★★☆ 著者 織田作之助 六白金星 作者: 織田作之助 発売日: 2012/09/27 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「木の都」 1944

★★★★☆ 著者 織田作之助 木の都 作者: 織田作之助 発売日: 2012/09/27 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「わが町」

★★★★☆ まるまる夫婦善哉のコピペが有るんだけど、なんでなんだろう。ページ数稼ぐためなのか、読者サービスなのか。 著者 織田作之助 わが町 作者: 織田作之助 発売日: 2012/09/27 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る // 関連する作品 わが町 [D…

「無頼の画家 曾我蕭白」 2009

★★★★☆ 著者 狩野博幸/横尾忠則 無頼の画家 曾我蕭白 (とんぼの本) 作者: 狩野博幸,横尾忠則 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2009/01 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 7回 この商品を含むブログ (12件) を見る // bookcites.hatenadiary.com bookcit…

「青春の逆説」 

★★★★☆ 著者 織田作之助 青春の逆説 作者: 織田作之助 発売日: 2012/09/27 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「遠野物語」 1910

★★★☆☆ 著者 柳田國男 遠野物語 作者: 柳田国男 発売日: 2013/10/21 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 遠野物語 - Wikipedia // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hatenadiary.com

「東京ホタル」 2013

★★★☆☆ ネタバレしてんのに、いつまでグダグダ話し続けんの?ってイライラしたのが一つあった。 著者 bookcites.hatenadiary.com 小路幸也/穂高明/小松エメル/原田マハ ([ん]1-7)東京ホタル (ポプラ文庫) 作者: 中村航,小路幸也,穂高明,小松エメル,原田マ…

「夫婦善哉」 1940

★★★★☆ 著者 織田作之助 夫婦善哉 作者: 織田作之助 発売日: 2012/09/27 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 夫婦善哉 (小説) - Wikipedia 関連する作品 夫婦善哉 発売日: 2016/12/01 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る // book…

「古事記物語」 1920

★★★☆☆ 読みやすかった。 登場人物たちが、最初は完全に神様扱いだったのに、いつの間にかほぼ人間になっているのが面白い。本当は逆で、人間を無理やり神様扱いしていたのが、面倒くさくなってしまった、ってことなんだろうけど。 神様にしてはだいぶ人間臭…

「孫子」 

★★★☆☆ 実生活で活かせる部分は少ないだろうけど、戦国物とか歴史物を読むときにはより楽しめそう。 新訂 孫子 (岩波文庫) 作者: 金谷治 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2000/04/14 メディア: 文庫 購入: 17人 クリック: 64回 この商品を含むブログ (101…

「少女は卒業しない」 2012

★★★★☆ この人、群像劇描かせたらほんと上手いな。 著者 bookcites.hatenadiary.com 少女は卒業しない (集英社文庫) 作者: 朝井リョウ 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/02/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る // bookcites.hatenadia…

「芽むしり仔撃ち」 1958

★★★★☆ 著者 大江健三郎 芽むしり仔撃ち (新潮文庫) 作者: 大江健三郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1997/08 メディア: 文庫 クリック: 43回 この商品を含むブログ (47件) を見る 芽むしり仔撃ち - Wikipedia // bookcites.hatenadiary.com bookcites.hat…

「播磨灘物語」 1975

★★★★☆ 面白くって一気に読んでしまった。 けど、いまいち黒田官兵衛の凄さが伝わってこない。水攻めも大返しも秀吉がやったことになってるし。結局なんかやったっけ?って思ってしまった。最後の天下を取ろうとしたっていうのは、すごいと思うけど。 著者 司…

「ふがいない僕は空を見た」 2010

★★★★☆ なにか劇的な事が起こるわけではないかもしれないけど、生きていれば人生が好転することもあり得る。 著者 窪美澄 ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) 作者: 窪美澄 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2012/09/28 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 2…

「沈黙」 1966

★★★★☆ 誰の沈黙かと思ったら。すごいテーマを扱うな。 著者 遠藤周作 沈黙 (新潮文庫) 作者: 遠藤周作 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1981/10/19 メディア: 文庫 購入: 26人 クリック: 337回 この商品を含むブログ (263件) を見る 沈黙 (遠藤周作) - Wiki…

「7つの習慣」 1989

★★★★☆ 内面から始めて、外に働きかけていくというステップは説得力がある。 ただ現状の問題を正攻法ですべてを解決するには、時間がいくらあっても足りないような気がする。環境を変えたり、付き合う人を選ぶというのも大事なのかなと。 かなりいいことが書…

「仙台ぐらし」 2012

★★★★☆ 「3652」よりもちゃんとエッセーになっている気がする。やっぱり仙台に住んでいて、震災のことを書かないのは不自然だから正しいと思う。 著者 bookcites.hatenadiary.com 仙台ぐらし (集英社文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 集英社 発売日: …

「ジャイロスコープ」 2015

★★★★☆ 書下ろしの新作かと思ったけど短篇集で、幾つかはアンソロジーで読んだものがあった。ただ、最後の短編でまとめてくるあたりが伊坂幸太郎らしい。 著者 bookcites.hatenadiary.com ジャイロスコープ (新潮文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 新…

「風立ちぬ」 1938

★★★☆☆ 著者 堀辰雄 風立ちぬ 作者: 堀辰雄 発売日: 2012/09/13 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 風立ちぬ (小説) - Wikipedia 関連する作品 風立ちぬ [DVD] 出版社/メーカー: ホリプロ 発売日: 2014/11/04 メディア: DVD この商品を含むブロ…

「全面改訂 ほったらかし投資術」 2015

★★★☆☆ 著者 山崎元/水瀬ケンイチ 全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書) 作者: 山崎元,水瀬ケンイチ 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2015/06/12 メディア: 新書 この商品を含むブログ (5件) を見る 関連する作品 bookcites.hatenadiary.com // bo…