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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「ブロークバック・マウンテン」 2005

ブロークバック・マウンテン (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 季節労働で働く二人の男が一線を越える。

 

感想

 ゲイの映画なのだが、二人共普通に結婚しているし、なんでそっちの道にいったのか良くわからないところはある。大自然の中で、二人きりで、という特別な環境にいたとしても。

 

 しかし相手が男だと、奥さんに隠し立てせずに無邪気に会って来ると言えて便利だ。二人のテンションの上がりっぷりが面白い。

 

 

 関係ないなら放っておけばいいのに、わざわざ酷い仕打ちをする差別主義者というのは、逆に自分の中にあるそういう部分を打ち消すためにやってるのでは?と疑ってしまう。

 

 ストーリーは、美しく仕上がった感はあるが、なんか納得行かない気分が残る。

 

スタッフ/キャスト

監督 アン・リー

 

原作 ブロークバック・マウンテン (集英社文庫(海外))

 

製作総指揮 ラリー・マクマートリー/ウィリアム・ポーラッド/マイケル・コスティガン/マイケル・ハウスマン

 

出演 ヒース・レジャー/ジェイク・ジレンホール/アン・ハサウェイ/ミシェル・ウィリアムズ/ランディ・クエイド/リンダ・カーデリーニ/アンナ・ファリス/ケイト・マーラ

 

音楽 グスターボ・サンタオラヤ

 

ブロークバック・マウンテン (字幕版)

ブロークバック・マウンテン (字幕版)

  • 発売日: 2015/12/15
  • メディア: Prime Video
 

ブロークバック・マウンテン - Wikipedia

 

 

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「百円の恋」 2014

百円の恋

★★★★☆

 

あらすじ 

 引きこもっていた女が、家族とのいざこざから家を出て、アルバイトを始める。

 

感想

 このタイトルからは想像がつかなかったが、ボクシング映画だ。安藤サクラの突然のキレッキレの動きに驚いてしまった。しかし、ボクシング映画をみると条件反射的に「ロッキー」を思い浮かべてしまうが、それだけ映画における「ロッキー」の位置付けは、確固たるものだということなのだろう。

 

 

 新井浩文の何を考えてるか良くわからないキャラクターが良かった。いつもの演技といえばいつもの演技なのだが、多分他の役者がやったら、こうも自然な感じにはならなかったはずだ。

 

 段々と変わっていく娘の姿を見て、父親がしみじみという「年取っても自分に自信がない人間はみじめ」という言葉が心に残った。

 

 

スタッフ/キャスト

監督 武正晴

 

脚本 足立紳

 

出演 安藤サクラ/新井浩文/坂田聡/根岸季衣

  

百円の恋

百円の恋

  • 発売日: 2015/07/09
  • メディア: Prime Video
 

百円の恋 - Wikipedia

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「SOMEWHERE」 2010

somewhere [DVD]

★★★★☆

 

あらすじ

 ホテルで暮らす映画スターが、前妻との娘をしばらく預かることになる。ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞。

 

感想

 劇的なことは起こらず、淡々と描かれていく。というか、いろいろな事は起こるが、主人公に感情の起伏が見られないといったところか。

 

 スターとかになると、刺激的な出来事も日常になってしまって、何も感じなくなってしまうのだろう。ちょいちょいいろんな女性と関係を持つが、それも日常。監督も子供の頃、「ゴッドファーザー」の監督で知られる父親のフランシス・フォード・コッポラについていって、こんな光景を見ていたのだろうかと想像してしまう。

 

 淡々とした中におかしみを感じられるシーンが散りばめられている。こういったタイプの映画は眠くなりがちだが、これは全然そんなことなく観られた。

 

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本/製作 ソフィア・コッポラ

 

製作 G・マック・ブラウン/ロマン・コッポラ

 

製作総指揮 フランシス・フォード・コッポラ

 

出演 スティーヴン・ドーフ/エル・ファニング/クリス・ポンティアス/ララ・スロートマン/クリスティーナ・シャノンカリサ・シャノン/エリー・ケンパー/ミシェル・モナハン/ベニチオ・デル・トロ

  

音楽 フェニックス

 

somewhere [DVD]

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  • スティーヴン・ドーフ
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SOMEWHERE - Wikipedia

 

 

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「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」 2014

円卓~こっこ、ひと夏のイマジン~

★★★☆☆

 

あらすじ

 大家族の末っ子の少女が様々な経験を通して成長する。

www.youtube.com

 

感想

 関西弁の芦田愛菜の可愛さだけでほとんど突き進んでいるような映画だ。その他の子役たちもそれなりに演技がうまかったが。

 

 なんとなく言いたいことはわかるのだが、どこか話が散漫で、焦点が定まらない。

 

 

 原作で出てきた手芸部部長がどんな感じになっているのか、楽しみにしていたのに、割愛されていてすごい残念だ。

 

スタッフ/キャスト

監督 行定勲

 

原作

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出演 芦田愛菜/伊藤秀優/青山美郷/入江甚儀/八嶋智人/羽野晶紀/丸山隆平/いしだあゆみ/平幹二朗/三浦誠己/谷村美月/浜村淳/川藤幸三/タージン

 

円卓 (小説) - Wikipedia

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「世界にひとつのプレイブック」 2012

世界にひとつのプレイブック (字幕版) 

★★★☆☆

 

あらすじ

 妻の不倫相手に暴行し、精神病院に入院していた男が退院し、別れた妻とよりを戻そうとする。原題は「Silver Linings Playbook」

 

感想

 序盤はウディ・アレンの映画のような、早口でまくし立てる展開で戸惑ったが、次第に慣れてきた。しかしアメリカは犯罪を犯した精神病の人間に対しての対策がしっかりしてる。直ぐに警察が飛んで来る。

 

 序盤あんなに不安定だった主人公が、後半から冷静な人間になっているのがもやもやした。彼女とダンスの練習をするためにしっかりと薬を飲むようになり、健康的になり落ち着いてきたということなのだろうが。

 

 

 しかしこの邦題タイトルはしっくりこない。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 デヴィッド・O・ラッセル

 

原作 世界にひとつのプレイブック (集英社文庫)

 

製作総指揮/出演 ブラッドリー・クーパー

 

出演 ジェニファー・ローレンス/ジャッキー・ウィーヴァー/クリス・タッカー/アヌパム・カー/ジョン・オーティス/シェー・ウィガム/ジュリア・スタイルズ/ダッシュ・ミホク

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音楽 ダニー・エルフマン

 

撮影 マサノブ・タカヤナギ

 

世界にひとつのプレイブック - Wikipedia

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「色即ぜねれいしょん」 2009

色即ぜねれいしょん

★★★★☆

 

あらすじ

 不良にも優等生にもなれない文化系の高校生が、夏休みに隠岐の島のユースホステルに向かう。

 

感想

 ここに出てくる大人たちが皆魅力的だ。全然勉強は教えてくれないが、女や音楽のことは教えてくれる家庭教師や、規律違反をしでかした主人公たちに酒を飲ますユースホステルのヘルパー、女性と出かける主人公に黙って金を渡す父親。今だと叩かれそうなことばかりしている。だけど、彼らなりのルールで主人公たちと接している。

 

 考えてみると倫理や法律をすぐに持ち出す人たちというのは、自分なりのルールが無いのかもしれない。だから世間の基準で物事を判断するしかない。映画の中での「悩みがあるってことは自由だってこと」みたいなセリフに妙に納得した。昔のほうが自由だったのかも。

 

 

 くるりの岸田繁がなかなか演技がうまくて驚いた。こういう役どころだからかもしれないが、峯田和伸や主役の渡辺大知ら他のミュージシャンたちも存在感のあるいい演技。

 

スタッフ/キャスト

監督 田口トモロヲ

 

原作

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出演 渡辺大知/峯田和伸/岸田繁/堀ちえみ/リリー・フランキー/臼田あさ美/石橋杏奈/森岡龍/森田直幸/古川雄弥/大西ユカリ/山本浩司/安藤サクラ/山田ゆき/大杉漣/宮藤官九郎/木村祐一/塩見三省

 

音楽 大友良英

 

色即ぜねれいしょん

色即ぜねれいしょん

 

色即ぜねれいしょん - Wikipedia

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「ミュンヘン」 2005

ミュンヘン Munich (字幕版) 

★★★★☆

 

あらすじ

 ミュンヘンオリンピック事件で自国選手を殺害されたイスラエルは、報復としてテロの首謀者たちを暗殺するチームを組織する。

ミュンヘンオリンピック事件 - Wikipedia

 

感想

 ミュンヘンオリンピック事件自体を描くのかと思っていたら、その後を描く映画だった。しかし、11人の暗殺を描くということは、あんまり楽しい映画になりそうもないなと思っていたらその通りだった。

 

 ただ考えてみれば、暗殺は戦争よりは効率が良いのかもしれない。うまくやれば相手の組織は弱体化するし、味方の人間が大量に死ぬこともないし、巻き添えとなる民間人も少なくなる。ただ、それを実行する人間からしたら結構きつい。戦場のように相手が敵意むき出しで向かってくる状況ではなく、家族や友人と幸せに過ごす日常を目の当りするわけで、この映画のように思想や信条を別にしたら悪い人じゃない、という印象を持ってしまう可能性もある。何より暗殺はイメージが暗い。

 

 

 映画はそんな感じで、時間とともに段々と暗鬱とした様相を呈してくる。その中で時々挿入されるポップミュージックが、束の間の安らぎを与えてくれる。特に一時的に隠れ家に同居することになってしまった敵とのラジオの選局争いで、アル・グリーンの「Let's stay together」で互いに納得するのが微笑ましかった。ただその後、さらに暗澹たる状況になってしまうのだが。


Al Green-Lets Stay Together

 

 結局、報復なんて報復を生むだけの泥沼で虚しいだけ、というありきたりの話。そんな誰もが分かるありきたりの話なのだが、実際自分の身に起きたら、そんな連鎖を断ち切るために我慢をするなんて、なかなか感情的に難しいだろう。国内の刑法としては仇討ちは禁止されているが、国家間となると報復は認められているというか、理解されているし。ラストシーンに映った在りし日の世界貿易センタービルが印象的。

 

スタッフ/キャスト

監督/製作

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脚本 トニー・クシュナー/エリック・ロス

 

原作 標的(ターゲット)は11人―モサド暗殺チームの記録 (新潮文庫)

 

出演 エリック・バナ/ダニエル・クレイグ/マチュー・カソヴィッツ/キーラン・ハインズ/ハンス・ツィッシュラー/ジェフリー・ラッシュ/イヴァン・アタル/アイェレット・ゾラー/マイケル・ロンズデール/マチュー・アマルリック/モーリッツ・ブライプトロイ/ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ/マリ=ジョゼ・クローズ

 

音楽 ジョン・ウィリアムズ

 

ミュンヘン (映画) - Wikipedia

 

 

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「愛のむきだし」 2009

愛のむきだし 

★★★☆☆

 

あらすじ

 クリスチャンの家庭に育つも、神父である父親との問題で非行に走る高校生が、一人の女子高生と出会う。

 

感想

 実話を基にしているというが、どのあたりまでが実話なのだろうか。まぁそれはいいとして、とにかく長い。4時間弱あって、面白くないわけでもないのだが、時間が気になってしまった。もっと短くしようと思えば絶対できると思う。

 

 主人公がなぜ盗撮に走るのか良く分からないところもあるが、父親が最も嫌いそうなことだったからなのか。非行の道で出会った友人たちが、意外と友情に厚い男たちで、主人公のためにどこまでも協力する姿がなかなか良かった。

 

 

 それから安藤サクラが女子高生役をやっているのが違和感があったが、彼女は満島ひかりよりも年下なのでそんなに変でもないのか。彼女が大人を騙すために、嘘泣きで殊勝なことを言う感じが面白かった。

 

 二人が愛情をうまく表現できず、また理解できず、周囲の様々な妨害もあってすれ違い、遠回りをしてようやく最後に一つになったという話。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本/原案

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出演 西島隆弘/満島ひかり/安藤サクラ/渡辺真起子/尾上寛之/清水優/永岡佑/広澤草/玄覺悠子/中村麻美/渡辺真起子/渡部篤郎/綾野剛/深水元基/板尾創路/岩松了/倉本美津留/吹越満/古屋兎丸/堀部圭亮/宮台真司/松岡茉優

 

愛のむきだし

愛のむきだし

  • 西島 隆弘
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愛のむきだし - Wikipedia

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「凶悪」 2013

凶悪

★★★★☆

 

あらすじ

 雑誌編集部に、死刑判決を受けて控訴中の男から手紙が届く。

 

感想

 ピエール瀧とリリー・フランキーが楽しそうに見えるのは気のせいだろうか。演技とは分かっているけども、実に生き生きとしているように見える。

 

 ピエール瀧演じる男のような人間はたしかに怖いが、遅かれ早かれ捕まるのが目に見えている。だがリリー・フランキーが演じているような男は、なかなかその尻尾を見せず捕まらないのでたちが悪い。実際にこの事件でも、共犯者の上申書がなければ発覚しなかったわけだし。見ているだけでは収まらず自分もやりたくなって、しかも誰よりも一番酷いことをするという暴行シーンがヤバさを表していた。

 

 

 こういう事がきっと今現在もどこかで人知れず起こっているのだろうと思うと恐ろしい。警察が事件を見逃していたというのも地味だがかなり怖い。

 

 記者が事件を調査・取材している所から、いつの間にか犯行当時へと切り替わり、冒頭のシーンに繋がっていくという展開は上手かった。ただ、記者の母親と奥さんのありがちな話は必要だったのか。この恐ろしいのにどこかで面白がってしまっている人々の気持ちを、奥さんに代弁させたかったのだろうか。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 白石和彌

 

脚本 高橋泉


原作 凶悪―ある死刑囚の告発 (新潮文庫)

 

出演

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ピエール瀧/リリー・フランキー/池脇千鶴/小林且弥/ジジ・ぶぅ/白川和子

  

音楽 安川午朗

 

凶悪

凶悪

  • 山田孝之
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凶悪 (映画) - Wikipedia

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「マネーボール」 2011

マネーボール (字幕版)

★★★★☆

 

あらすじ

 中心選手が移籍してしまうも、新たな選手獲得のための十分な予算がないアスレチックスのGMは、独自の選手評価システムを導入する。

  

感想

 ドラフト一位で獲得した選手が必ずしも一流の結果を残すわけで無いということを考えると、確かにスカウトの経験や勘なんてものはそんなに当てにはならない。映画の中のスカウト会議も、皆イメージや雰囲気で語っている。「あいつはいい顔しているからいい選手だ」なんて、何言ってんのと感じてしまう。

 

 単純に野球をゲームとして捉えたら、データを見て勝利の確率を高める事ができる選手を獲得するという考え方は凄い納得できる。

 

 

 ただ、それに反対する人がたくさんいるというのも納得できる部分がある。映画の中の連勝を決めたホームランのように、100回やったら1回あるかどうかの事が見られるからスポーツは面白いわけで、人々がそういうロマンを求めている部分はある。

 

 選手の評価をこれまでの方法と変えるというのは分かったのだが、あまり映画の中では詳しく語られていないし、実際どうだったかも曖昧。そこをもっと詳しくやって欲しかった。 

 

スタッフ/キャスト

監督 ベネット・ミラー

 

脚本 スティーヴン・ザイリアン/アーロン・ソーキン

 

原作 マネー・ボール〔完全版〕

 

製作/出演

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出演 ジョナ・ヒル

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ロビン・ライト/クリス・プラット/ニック・サーシー/グレン・モーシャワー/アーリス・ハワード/ロイス・クレイトン /スパイク・ジョーンズ

 

撮影 ウォーリー・フィスター

 

マネーボール (映画) - Wikipedia

 

 

登場する人物

マット・キーオ/ジェレミー・ジアンビ /ミゲル・テハダ 

 

 

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「ノーカントリー」 2007

ノーカントリー (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 多数の死体が転がるドラッグの取引現場跡をたまたま見つけ、そこにあった大金を持ち出した男が、殺し屋に追われる。

 

感想

 冒頭の保安官が、ナレーションの主だと思わせておいて、すぐに殺されてしまうのが面白い。こんな風に所々に小憎たらしいシーンがあってニヤリとしてしまう。

 

 普通のアクション映画のような展開をしておいて、終盤急に違う様相となった。殺し屋との緊張感のある戦いから、一気に視点がでかくなったような。

 

 

 ハビエル・バルデムのただひたすら濃いキャラクターは存在感があり怖さもあったが、その裏でトミー・リー・ジョーンズもいい演技をしていた。相変わらずだ。

 

 唐突な感じで話は終わる。人々は争い、それはどんどん過激になっていくが、それを止めることは誰にもできないってことか。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本/製作 ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン

 

原作

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出演 トミー・リー・ジョーンズ/ハビエル・バルデム/ジョシュ・ブローリン/ウディ・ハレルソン/ケリー・マクドナルド/ギャレット・ディラハント/テス・ハーパー/バリー・コービン/ジーン・ジョーンズ/スティーヴン・ルート

 

編集 ロデリック・ジェインズ

 

ノーカントリー (字幕版)

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  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

ノーカントリー - Wikipedia

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「カリスマ」 1999

カリスマ

★★★☆☆

 

あらすじ

 人質籠城事件で犯人と人質を共に死なせてしまった刑事が、森に向かう。

 

感想

 正直、よく分からなかった。寓話的というか、暗示的というか。人がそれぞれの目的のために生きれば、衝突は避けられず、最終的には皆死んでしまう。なので、犯人と人質が共に死んでしまったのは、ある意味で世界の秩序だったということか。

 

 それから、カリスマがいなくなっても新たなカリスマが生まれ、それを利用するもの、疎ましく思うもので結局争いが再び生まれるということも暗示しているのかも。

 

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 黒沢清

 

出演

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池内博之/大杉漣/風吹ジュン/洞口依子/松重豊/田中要次/ジーコ内山

 

カリスマ

カリスマ

  • メディア: Prime Video
 

 カリスマ (映画) - Wikipedia

 

 

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「フィッシュストーリー」 2009

フィッシュストーリー

★★★☆☆

 

あらすじ

 巨大彗星の地球衝突が目前の人類滅亡が迫るある日、中古レコード屋で客に一枚のレコードが紹介される。

 

感想

 音楽が重要な役割を果たす物語で、どんな感じの音楽になっているのかと思ったら、そんなに悪くなかった。凄い良いわけではないが、全然駄目という感じでもなかった。結局生き残れなかったバンドの訳だから、これでいいのかもしれない。バンドのビジュアルはかなり良い。

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 いろいろな時代のいろいろな人々が登場する映画で、それぞれがなかなか良かった。レコーディング後の居酒屋でのバンドの会話とか、森山未來の踊るような格闘シーンとか、多部未華子の嫌そうな顔とか。

 

 

 これらの話がもっと上手く繋がっていけばよかったのに、と少し残念。どこかスッキリしないもやもや感が残る。石丸謙二郎とか山中崇が演じる嫌な奴のシーンが長すぎた。現実を知らしめるために必要な役ではあると思うが、執拗すぎて爽快感が上回れなかった。

 

スタッフ/キャスト

監督

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原作 フィッシュストーリー (新潮文庫)

 

出演 伊藤淳史/高良健吾/多部未華子/濱田岳/森山未來/石丸謙二郎/大森南朋/渋川清彦/眞島秀和/江口のりこ/山中崇/波岡一喜/滝藤賢一/上田耕一/中村有志

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音楽プロデュース 斉藤和義

 

フィッシュストーリー

フィッシュストーリー

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

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「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」 2011

ミッション:インポッシブル/ ゴースト・プロトコル (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 指令によりクレムリンに侵入したイーサン・ハントは、別組織が行った爆破に巻き込まれ、テロリストとして追われることになる。「ミッション:インポッシブル」シリーズ4作目。

 

感想

 前回同様、スパイチームの活躍を描く。ただそのメンバー構成に難があった。サイモン・ペッグ演じるコメディ担当がちょっとうざかった。あまり面白くないくせに、ちょこまかと場を乱す。前回ぐらいの登場頻度がちょうどよかったのかもしれない。

 

 スパイらしさ満載の映画だが、ロシア、ドバイ、インドと舞台が次々と変わり、アクションも盛り沢山で、もうお腹いっぱいなのにさらに料理が出てくる感じが辛くもあった。

 

 

 

スタッフ/キャスト

監督 ブラッド・バード

 

製作

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製作/出演

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出演 ポーラ・パットン/サイモン・ペグ/ジェレミー・レナー/ジョシュ・ホロウェイ/アニル・カプール/ミカエル・ニクヴィスト/ウラジミール・マシコフ/レア・セドゥ/ジョシュ・ホロウェイ/トム・ウィルキンソン/ヴィング・レイムス/ミシェル・モナハン

 

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル - Wikipedia

 

 

関連する作品

前作 シリーズ第3作目

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次作 シリーズ第5作目。

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「M:i:III」 2006

M:i:III (字幕版)

★★★★☆

 

あらすじ

 引退し教官となっていたイーサン・ハントのもとに、捕らえられたかつての教え子の救出の要請が入る。シリーズ三作目。

 

感想

 中盤でダレることなく、序盤から最後まで息をつかせぬ展開で持っていくのはすごい。物語のキーとなる”ラビットフット”について、中途半端な情報をちらつかせて見ている側を戸惑わせるのではなく、潔く正体不明のままにしたことが、観客を物語に集中させ、それがうまく成功した。

 

 それから、トム・クルーズの単独行動ではなく、常にチームで動こうとするのも良かった。

 

 

 曲者感のあるフィリップ・シーモア・ホフマンがあまり見せ場がなく、いい悪役になりきれていなかったのが残念。敵は彼ではなく、組織だったという印象。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本

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製作/出演

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出演

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ヴィング・レイムス/ビリー・クラダップ/ミシェル・モナハン/ジョナサン・リース=マイヤーズ/ケリー・ラッセル/マギー・Q/ローレンス・フィッシュバーン/サイモン・ペッグ/エディ・マーサン/ジェフ・チェイス/アーロン・ポール/カーラ・ギャロ/ベラミー・ヤング/グレッグ・グランバーグ/サッシャ・アレクサンダー/ホセ・ズニーガ/ティモシー・オマンソン

  

編集 メリアン・ブランドン/メアリー・ジョー・マーキー

 

M:i:III (字幕版)

M:i:III (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

ミッション:インポッシブル3 - Wikipedia

 

 

関連する作品

前作 シリーズ2作目

M:I-2 (字幕版)

M:I-2 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

  

次作 シリーズ4作目

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この作品が登場する作品

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